#背景と目的
自分の Windows マシンに Visual Studio Code を入れてみた。
で、自分はいままで、普段の開発は Sublime Text と Git bash を使っていて、エディタでファイルを開くときは
$ subl my-sugoi.ts
のように subl
を叩いていた。普通ですね。
ところが、Windows 版 VSCode でこれと同等なコマンドは、なぜか
C:\Users\%YOU%\AppData\Local\Code\bin\code.cmd
というバッチファイルになっていて、Git bash からこれを叩くと見事にこける。
これをなんとかしたい、というのが目的。
#方針
幸い、code.cmd
は 中身は2行だけのうっすいラッパーなので:
$ cat /c/Users/%YOU%/AppData/Local/Code/bin/code.cmd
@echo off
"%~dp0\..\Update.exe" --processStart Code.exe -a="%*"
やっていることを bash に翻訳してやる。
翻訳したスクリプトは、元と同じフォルダに
C:\Users\%YOU%\AppData\Local\Code\bin\code
という名前で置くことにする:
$ vi /c/Users/%YOU%/AppData/Local/Code/bin/code
中身は↓の通り:
#!/bin/bash
pushd `dirname $0` > /dev/null
SCRIPTDIR=`pwd`
popd > /dev/null
"$SCRIPTDIR/../Update.exe" --processStart Code.exe -a="$*"
これで、subl
を code
に置き換えて:
$ code my-sugoi.ts
で「大体同じ使い勝手」にできるので、UX() をそれほど変えずに移行できる...かもしれない。