Google App EngineのFlexible Environment Java 8でpropertiesファイルを使う

はじめに

GAEのFlex Java 8でpropertiesファイルなどの設定ファイルを使う方法です。

TL; DR

• src/main/webapp/WEB-INF/配下においておく
• /var/lib/jetty/webapps/root/WEB-INF/から読み込む

置く場所

App Engineではビルドされたwarファイルなどがtarでアーカイブされ、AppEngine側のDockerコンテナ内に展開されるようになっています。
なので、設定ファイルもtarに含まれるようにする必要があります。

WEB-INFに置いておけばwarに含まれるようになります。

なのでこんな感じでconfig.propertiesを置いておけばOKです。

.
└── src
    └── main
        ├── appengine
        │   └── app.yaml
        ├── java
        │   └── ...
        ├── main.iml
        └── webapp
            └── WEB-INF
                ├── appengine-web.xml
                ├── config.properties
                └── web.xml

tarには他にDockerfileやapp.yaml、warファイルなどが含まれています。

見る場所

GAEのFlexでは前述の通りtarがDockerコンテナに展開されます。

WEB-INFは/var/lib/jetty/webapps/root/WEB-INF/に展開されます。
なのでここからpropertiesファイルを読み込めばOKです。

アプリのワーキングディレクトリは/var/lib/jettyになるので相対パスでも指定できます。