新年だしそろそろSierraにしてみようかと軽い気持ちでポチったらKarabinerが使えなくなってて戦闘力が低下した…
— nori3tsu (@nori3tsu) 2017年1月3日
調べてみると、2017/1/4時点で、SeilはKarabiner Elementsとして再開発中, KarabinerはKarabiner Elementsの開発が完了してから対応、となっているようです。
そこまで細かく設定を変更しているわけではないので、Karabinerの対応を待つ・カスタムしないで使うなどの選択肢も考えましたが、日々の効率に直結するため代替を探しました。結果、代替が見つかったので共有します。
環境
英字キーボードMac Book Pro 1台と日本語キーボードのMac Book Pro 1台。
El Capitan時代の設定
Karabiner
キーの入れ替え
英字キーボードで左⌘の空打ちで"英数"・右⌘の空打ちで"かな"、⌘と他のキーを組み合わせると左⌘として動作する設定にしていました。
例:
- 左⌘: 英数
- 左⌘+Tab: アプリ切り替え
キーリピート
OSのキーボード設定によるキーリピートの変更だと、最速にしてもVimやTerminalの操作で効率がでないため、更に高速に動作するように設定していました。
Seil
日本語キーボードの左⌘+各キーの組み合わせは左⌘を担当する親指の曲がりがきつく長時間キーボードを操作していると辛くなってくるので、英数を左⌘に割り当てていました。前述したKarabinerのキーの入れ替えと組み合わせることで、空打ちだと英数として動作して、他のキーを組み合わせると左⌘として動作するようになります。
Sierraでの代替設定
次のソフトウェアとOSの設定を使うことでEl Capitan時代の設定を代替できました。
⌘英かな
Karabinerのキーの入れ替えの代替です。設定はデフォルトのままで空打ちと組み合わせ時の動作に対応しています。
Karabiner Elements
Seilの代替です。英数キーを左⌘に入れ替える設定を追加しました。
OSの設定
Karabinerのキーリピートの代替です。
Terminalから次の設定を変更して再起動すると有効になります。
キーリピート開始までの間隔
$ defaults write NSGlobalDomain InitialKeyRepeat -int 12
キーリピートの間隔
$ defaults write NSGlobalDomain KeyRepeat -int 1