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WordpressをAWSの無料証明書でHTTPS化する。

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WordpressをAWS無料証明書でHTTPS化する方法

Wordpressのメディアファイルを、CloudFrontとS3を使って連携する構成です。
ご参考になればと思い書き留めます。

Wordpressのメディアファイル以外をHTTPS化する。

証明書を作成する

まず、Wordpressが置いてあるEC2が属しているリージョンで、Certificate Managerを立ち上げます。
スクリーンショット 2017-10-23 21.08.28.png
こんな感じで作成します。
メールでアクティベートをして、有効化します。

ロードバランサーに証明書を設定する

ロードバランサーをHTTPSをリスナーに設定して作成します。
スクリーンショット 2017-10-23 21.11.58.png

スクリーンショット 2017-10-23 21.12.56.png

Route53にロードバランサーを設定する

Aレコードに、AliasをYesにして、表示されたロードバランサーを設定します。

WordpressにReally Simple SSLを入れます。

プラグインの新規追加から、Really Simple SSLを選択してインストール。
その後、有効化します。
設定は何も変更しないでも動作しました。
これで、メディアファイル以外のHTTPS化が終わりです。

S3+CloudFrontのCDN構成でのメディアファイルをHTTPS化する

S3にバケットを作成する

バケットポリシーはいかに設定します。

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "AddPerm",
            "Effect": "Allow",
            "Principal": "*",
            "Action": "s3:GetObject",
            "Resource": "arn:aws:s3:::domainname/*"
        }
    ]
}

CloudFront用の証明書をバージニア北部のリージョンに作成する

ここが一番大事です。
バージニア北部に作成しないと、CloudFrontの証明書として使用できません!!

スクリーンショット 2017-10-23 21.26.44.png

CloudFrontに証明書を登録する

先ほど作ったS3を指定します。
スクリーンショット 2017-10-23 21.29.10.png

今回は、cdn.domainname.comとしたので、証明書作成のときに、
*.domainname.comとしました。
スクリーンショット 2017-10-23 21.31.33.png

Route53に、CloudFrontを登録する

cdn.domainname.comのところに、CNAMEのAlias=Noで、xxxxxxx.cloudfront.netを登録する。

Wordpressに、Amazon Web Servicesプラグインを入れる

プラグインの新規作成からインストールし、有効化する。
アクセスキーと、シークレットキーを設定しますが、これは、サーバ上のWordpressのフォルダの中にある、wp-config.phpに設定します。

wp-config.php
define( AWS_ACCESS_KEY_ID, ******************** );
define( AWS_SECRET_ACCESS_KEY, ******************************** );

Wordpressに、WP Offload S3 Liteを入れる

プラグインの新規作成からインストールし、有効化する。
プラグイン一覧から、Settingsを選んで、以下のような設定にする。
変更したのは、Copy Files to S3を有効にしたのと、CloudFront or Custom Domainを設定した。

スクリーンショット 2017-10-23 21.42.27.png

スクリーンショット 2017-10-23 21.42.21.png

 これで完成!!

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