M12(S マウント)のレンズについて調査中
画像処理や画像認識での性能向上を考えるとなると、レンズの種類を検討することは避けて通れなくなる。
画像認識は、機械学習の利用される状況がますます拡大している。
機械学習を含む画像認識は、入力となる画像の品質によって結果に大きく違ってくる。
画像認識の用途を拡大していくには、安くて小さいカメラで画像認識をする必要がある。
安くて小さいカメラはM12のマウントのカメラがある。安くて小さいカメラは、ドローンの用途に適している。
自分の開発している用途では、どの程度の画角が適切なのか、どの程度の画素数が適しているのか、フレームレートはどうなのか。そういった部分まで含めたときには、レンズの選び方を考えてみるのがいいだろう。
組み込み用の画像センサにはM12のマウントのものを用いているのが多数あり、
そこで画角の異なるレンズを探してみることになる。
M12のレンズは大半がフォーカス位置を手動で動かして調整し、その位置で固定させて使うものである。オートフォーカスを行う目的には、別のマウントのレンズを使うものである。
http://www.edmundoptics.jp/imaging-lenses/micro-video-lenses/#f=categories_s|*C4817I*,27915_s|M12%20x%200.5%20(S%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88)
http://www.universekk.com/lineup/fisheye.html
http://www.axis.com/jp/ja/products/lenses/m12-lenses/m12-megapixel-lenses
http://www.ykmusen.co.jp/cctv/lenses/minilenses.html
http://www.mvision.co.jp/option_mcm43series.html
http://www.uniel-denshi.co.jp/CCTV-LENSES/MINI-LENSES/MINI-LENSES.html
http://www.mvision.co.jp/option_mcm43series.html
魚眼レンズ
http://fit-movingeye.jp/products/optics/consumer_optics/fi_series/fi01.html
レンズの仕様書を見る際には
焦点距離(focal length)を参照すること。
focal length [mm] | 型番 | url |
---|---|---|
1.12 | VG980D | http://www.universekk.com/lineup/fisheye.html |
1.25 | VP120 | http://www.universekk.com/lineup/fisheye.html |
1.27 | VG960D | http://www.universekk.com/lineup/fisheye.html |
1.56 | M12-3MP0156 | http://www.ykmusen.co.jp/cctv/lenses/minilenses.html |
1.7 | FI-1772 | http://fit-movingeye.jp/products/optics/consumer_optics/fi_series/fi01.html |
1.9 | BLQ-1220 | http://www.uniel-denshi.co.jp/CCTV-LENSES/MINI-LENSES/MINI-LENSES.html |
2.2 | BLT-2225 | http://www.uniel-denshi.co.jp/CCTV-LENSES/MINI-LENSES/MINI-LENSES.html |
2.1 | M12-2MP021 | http://www.ykmusen.co.jp/cctv/lenses/minilenses.html |
image sensorの大きさは1/3 インチ, 1/4 インチなどによって
同じレンズであっても、画角(field of view)は異なってくる。
特に180度を超えるような画角では、書類上の数値が似通っていても、
実際の画像上の見え方は山ほど違ってくることを承知しておきましょう。
角度が広いカメラほど、周辺部の見え方がレンズによって違うので、画角の数値だけを信用するのは危険です。どのような投影方式のカメラになっているのか、問い合わせることができる場合には問い合わせることで、事前の調査が楽にできます。
どれだけ高周波成分を撮影することができるのかどうかを示す指標であるMTF(光学伝達関数)を公開しているレンズも一部にはあります。
180度の視野角を超える魚眼レンズをはじめて知ったときに、どうやってそんなことが可能になるのかすごく驚いた。
車載のリアカメラがそのように広い広角の連レンズを用いていたりする。
そのようなレンズをもったカメラを2台組み合わせることでシータのような全球を撮影するタイプのカメラが可能になっている。
M12レンズの場合には、どこに焦点を合わせてレンズをどう固定するかを考える必要があります。レンズを固定する接着剤は、それに向いたものを選ばないとレンズが白濁することがあります。
焦点距離と画角の関係。35mm換算とは結局何なのか。
http://ametamabiyori.com/lecture_35mm
付記:
POV-Ray Wikipedia
のようなツールを使うと対象物の空間配置とカメラの画角で
どのような見え方をするはずだという予想をつけることができるだろう。
追記
M12 レンズの取扱のある各種サイト
https://www.opticslens.com/imaging-lense/