macの初期設定をするにあたって
Macを購入した際や、何かの形で壊れてしまったり、リカバリーしないといけないときに、
エンジニアとして最初にインストールするべきものと、設定するものをまとめました。
主として書いているのは私のマストアイテムですが、私以外のエンジニアの方が入れてそうなものも補足として記載しているので参考になると思います。
エンジニアに必要なツール8選
上から順に必須度の高いものを列挙します。
最後の8つ目のMAMP以外はおそらくwindows使いの方でも必須のアイテムです。
1. Googlechrome
まずは検索のツールとして最初に入れるツールです。
コマンドから各アプリケーションをインストールするというケースでも、
何かと使いますので。説明不要のマストアイテムです。
FireFoxも入れておいたほうが無難でしょう。
2. EverNote
何かを書き留めるノートの役割のツールとしては定番のアイテムですね。
これまた説明不要かもしれません。
私は、Evernoteに何かと書き留めていますので、こちらもマストです。
Qiitaにあげたいネタも多く入っていますので、リアルタイムではないですが、
今後さらに投稿していきたいですね。
3. git
エンジニアでチーム開発を行う上で最もマストなアイテムでしょう。
私も、gitコマンドを使い、githubでソースコードを管理することが日常なため必須です。
人によっては、コマンドを使わず github for Desktop や SourceTree などを使って、GUI環境で使う人もいるでしょう。
また、gitで開発していない人や、案件によっては、SubVersionを使う人もいると思います。
.gitignore をグローバルにする
PC本体に、gitignoreを設定することで、毎回gitコミットの際に無視したいものを無視できる
つまり毎回プロジェクトごとで、『.gitignore』を同じことを書くのは面倒という人に、
特に、macの場合、『.DS_Store』というファイルが生成されてしまうことが多々あると思いますが、gitで管理する必要はもちろんありません。
git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global
上記コマンドを叩くことで、gitconfigのファイルに下記の文が追加されています。(コマンドを叩かず、ファイルに直接書いても良い)
[core]
excludesfile = /Users/your_user_name/.gitignore_global
ファイルを新規作成
vi ~/.gitignore_global
ファイルの中身
.DS_Store
4. vagrant
vagrantがあることで、常に同じ開発環境を構築することができます。
案件によってphp5.6を使っていたりphp7を使っていたり、MySQLは5.6だったり、もしかしたらMariaDBだったりと、クライアントによってミドルウェアもバラバラなはずです。
その環境に合わせて、コードを書いていくのがエンジニアの仕事の一つだと思いますが、
毎回本番の環境で実作業をするわけにはいきません。(失敗したらリアルタイムでサイトに反映されてしまうためです)
常にクライアントに必要な環境で、作業をするために、
vagrantという仮想環境を用意して、必要な環境を構築します。
今はサーバー側のエンジニアのみならずフロントのエンジニアさんにとっても必須なアイテムになりつつあると思います。
5. virtualbox
vagrantと組み合わせることで、より環境の構築が楽になります。
極端な話、virtualboxだけでも開発環境は作れますが、vagrantを一緒に使うことで、
スピーディに環境を構築することが可能です。
Vagrantfileという設定ファイルを少しいじるだけで良いので。
ちなみに私はVirtualboxはGUI画面を一切いじりません。ネットでググるとその使い方の多くはGUI画面で、ネットワークやら容量の割り当てやら、母国語やら設定をしてインストールしておりますが、私はすべて、Vagrantfileというファイルに設定をしておき、GUI画面でやることを省略しております。こっちの方がとても楽で間違いも少ないです。
この辺も詳しくまた別の機会に投稿しようと思います。
6. sublimetext3
開発用のエディタとしては最強のツールだと思います。いちおう、有料ですが、私の周りでお金を払っている人を見たことがありませんw ポップアップがたまに出てくるだけで、推奨は出来ませんが無視している人がほとんどな気がします。
atomも2015年のアップデートで大変使いやすくなりましたが、比較すると、sublimeの方が動作が軽いですね。何よりそこが重宝しております。
若干最初の設定で日本語化をしたりプラグインも色々入れる必要があるので面倒な面もありますが、慣れれば断然必須のツールになると思います。
7. phpstorm
総合開発環境ツールです。一ヶ月の無料版があり、終わると有料版にシフトしないといけませんが、その価値も十分あると思います。
phpを使う人にとっては欠かせないアイテムになりますね。特にデバック関連の機能が強いことと、sublimeのように初期設定をしなくてもすぐに使えるという点、gitにも連携しやすかったりコマンドプロンプトも備えている点が良いですね。
しかし若干重いのが難点です。
ただ、php系のセミナーやカンファレンスに参加しても、おそらく今、一番人気なのがphpstormだと思います。
8. MAMP & Sequel Pro
なくてもいいですが、Macのマストアイテムというタイトルだったので一応いれました。w
よくよくこの8選を見るとMacじゃなくてもwindowsでも必須で使えるものばかりな気がしたためです。
データベースは、コマンドが見るよって人にとっては不要かもしれませんが、視覚的に確認したいときは、便利なアイテムになると思います。
ローカルのvagrantなどの開発環境だけならず、接続先を指定することで、AWSのデータベースも見れます。
Mac最初の設定 (これはだいぶ好みの問題です)
MacのPCをお使いの方にとって便利なものをまとめました。
といってもだいぶ好みもあるので、こんなこともあるよという程度に留めてもらってもかまいません。
隠しファイルを見れるようにする
下記のコマンドを実行。finder再起動
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
killAll Finder
finderでパスが常に見れるようにする
finder → 表示 → パスバーを表示
docsが自動で隠れるようにする
システム環境設定 → Dock
docsに表示するものを変更する
手動でドラッグしておく
F10で、半角全角が変わるようにする (windowsと同じように使える)
システム環境設定 → キーボード
トラックパッドの設定
システム環境設定 → トラックパッド
ダブルタップの有効化や一本指タップでクリック効果などを設定
evernoteのキャプチャー機能を使えるようにする
evernote環境設定
シングルクォートやダブルクォートが勝手に変換されるのを防ぐ
システム環境設定 → キーボード → ユーザー辞書
スマート引用符とスマートダッシュを使用のチェックを外す。
英字入力中にスペルを自動変換のチェックを外す。
これにより、Evernoteなどで、入力したmacが認識してない英単語等も、推測で自動変換されることを防げます。
Home-Brewについて
home-brewを使うことで、コマンドライン(ターミナル)から何かと簡単にインストールできるようになります。
わざわざChromeを開いてサイトを探し、サイトにいき、OSなどパソコンに合ったタイプのものを選んでポチ!なんて作業がなくなるというものです。
home-brewについてはこちらを参考に
http://qiita.com/furusin_oriver/items/974a7b7fb8c56ad88d6e
今回は、brew fileとかは使わず、純粋にコマンドでインストールできるようにするだけのやり方を掲載しました。
まずはhomebrewをインストールし、あとは、brewコマンドを使っていくだけです。
home-brewを利用するための手順
1. ホームブルーを入れる
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
2. ホームブルーカスクを入れる(なくても良いかも)
brew tap caskroom/cask
3. 各アプリをインストール
例
brew cask install virtualbox vagrant
終わりに
以上です。
実はこの記事は、私の忘備録のためのものでもあるのです。
Qiitaを始めた理由も忘備録や復習も兼ねてでした。
最近Macが壊れました
実は最近macが壊れてしまい、工場出荷時の状態からOSを再インストールなんてことになってしまいました。
これまでの知識や経験を生かし、だいぶカバー出来ましたが、
実際急に壊れると痛いですね。
いつ壊れてもいいようにといっては何ですが、常に準備しておくのも大切と感じました。
便利なクラウドサービス
ソースコードはgithub
ファイル関係はGoogleDriveやDropBox
開発環境はvagrant
メモはEvernote
写真はicloud
管理をしっかりしておけば、きっといつ壊れても大丈夫です。
最後に
壊れたときのために元の状態にリカバリーしやすい環境を作りたい人
エンジニアを目指している人
流行りのツールを調べている人
たまたまこの記事を読んだ人
あらゆる人にとって何かしら参考になれば幸いです。
それでは。