Point GreyのカメラをMATLABで使う
PointGrey製のカメラを使う前準備として、以下のプログラム/ツールボックスが入っている必要があります。
- Point Grey Camera Support from Image Acquisition Toolbox
- Image Aquisition Toolbox (以下IMAQ)
アカウントを入れれば、勝手に落ちてくると思うので、インストール方法などは略します。
MATLAB2015b(32bit版)だとどうなるか
- インストール後、PCを終了(MATLABを終了?)するまでならIMAQでPG製のカメラが使えます。
- 再起動後、使えなくなる。
原因としては、32bit版と64bit版でインストールされるフォルダが違うために起こるようです。
インストールされるフォルダ
64bit版
'C:\ProgramData\MATLAB\SupportPackages\R2015b\toolbox\imaq\supportpackages\pointgrey;'
32bit版(記憶があやふや)
'C:\MATLAB\SupportPackages\R2015b\toolbox\imaq\supportpackages\pointgrey;'
下で書きますが、pathを追加してあげれば問題ないようです。
対処方法
- addpathを使ってカメラを扱うプログラムの先頭で追加する。
addpath('c:\MATLAB\SupportPackages\R2015b\toolbox\imaq\supportpackages\pointgrey;');
// Initialization point grey Camera.
- pathdef.m を編集する。 pathdef.mは下記にあります。
C:\Program Files\MATLAB\R2015b\toolbox\local;
こちらを編集することでも対応できます。
- 起動時のコマンドにpathaddを組み込む。
MATLAB 起動時に、自動的に MATLAB ファイルを実行することはできますか?
この方法でも対処できます。
まとめ
PointGreyに限らずカメラなどのIMAQのサポートパッケージを用いるものはこのトラブルに陥るようです。
2016aから64bit版のみとなったことからも早いうちに脱32bit版する必要があるようですね。