RVM よりもシンプルな Ruby のバージョン切り替えシステムである rbenv を使って Ruby を Debian にインストールするメモ.
ビルドに必要なパッケージ一式を入れる.(RVM の notes を参考にした)
$ sudo apt-get install build-essential bison openssl libreadline6 \
libreadline6-dev curl git-core zlib1g zlib1g-dev libssl-dev libyaml-dev \
libsqlite3-0 libsqlite3-dev sqlite3 libxml2-dev libxslt-dev autoconf \
libc6-dev ncurses-dev
公式を参考にして rbenv をインストールする.
$ cd
$ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
rbenv 単体では Ruby をインストールする機能がないので,ruby-build をインストールする.
$ mkdir -p ~/.rbenv/plugins
$ cd ~/.rbenv/plugins
$ git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
シェルを再起動する.端末を再起動するなり exec $SHELL
するなり適当に.
rubyをインストールする.rbenv install
とするとインストールできるrubyのバージョン一覧が表示されるので,欲しいバージョンを選ぶ.ここでは 1.9.3-p194
をインストールすることにしたとする.
$ rbenv install 1.9.3-p194
$ rbenv rehash
rbenv rehash
はシンボリックリンクを張り直すコマンドで,rubyやgemのインストールによってコマンドが増えるたびに行う必要がある.
最後に,今インストールしたrubyを使用するように設定する.
$ rbenv global 1.9.3-p194
$ hash -r
$ ruby -v
ruby 1.9.3p194 (2012-04-20 revision 35410) [x86_64-linux]