タイトル長いねw
某社某チームでエンジニアのリーダーを1年半ほどしてきた経験から、
KPTをファシリテートする時に意識しているところをまとめてみたよ。
みなさんはどんなKPTをしていますか? よかったら教えてね。
俺のKPTコンセプト
タイトルにも書いたけど、↓です。
チームメンバーのやらされてる感を無くしつつ、無理なく安定して成長する
KPTのポイント
for Members
- 個人攻撃NG、チームの問題と捉えて前向きに改善する意識を持ちましょう
for Facilitator ( or Team Leader )
- 全員が意見を出しやすい仕掛けを用意し、意見を出しやすい雰囲気を作ろう
- KPT,必ず1人1つ以上出してもらう
- KPTのお題は可能な限り1〜数個に絞ろう
- 全員に当事者意識をもってもらう仕掛けを作ろう(やらされてる感はぶっつぶそう)
- ファシリテーターやリーダー自身の意見は極力言わない(チームの熟練度による)
- Problemはメンバー中心に出してもらう
- ファシリテーターやリーダーは、メンバーが受け入れやすいTryを提案すると◎
- ファシリテーターやリーダーの意見を押し付けはダメ。絶対。
KPTの流れ
全体で30min - 60minかなー。
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01. ICE break(笑えるネタや、チームに対する気付きを共有できるといい感じ)
02. Keepをみんなで書く(3-5min)
03. Problemをみんなで書く(3-5min)
04. ホワイトボードに貼る
05. (可能なら)Keep/Problemを1つずつ説明 by書いた人
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06. Keep/Problemのグルーピング(5min)
07. Problemに対するTryをみんなで書き出す(3-5min)
08. ホワイトボードに貼る
09. Tryを1つずつ説明 by書いた人
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10. チャレンジするTryを決める
ex. Tryへ投票する 1人3票もって投票とかね。
選出されるTryは人数やスプリントの長さで変えてみよう
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11. 10で選出されたTryはDailyの朝礼などで確認していきましょう。
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さいごに
コンセプト: チームメンバーのやらされてる感を無くしつつ、無理なく安定して成長する
チームが成長するには、リーダーだけが頑張ってもダメ。メンバーみんなが頑張る必要があると思う。
理由は単純。リーダー1人ががんばるより、みんなで頑張ったほうがたくさん成長できそうだから。
もちろんリーダーがぐいぐい引っ張る時期があってもいいと思います。チームの熟練度が低い時期とかね。僕自身、そうすることもあります。
ずっとリーダーが引っ張る形でもいいけども、どーしても息切れしちゃうんだよね。僕だけでしょうか?
少し話がそれました。
ここ数年、
- 1. チームメンバーのやらされてる感を無くして
- 2. チームメンバーが自分から成長する雰囲気を作って
- 3. 成長を無理なく安定させる仕掛けを作って
- 4. みんなが楽しく成長できる文化ができればいいよね
なんてことをどうやったら実現できるかを考えています。
そして良いKPTはその入口になると信じてます。