これは何?
aaptはAndroid SDKのAsset Packaging Toolです。
aapt自体は32bitのアプリケーションなので、64it環境のOSではそのままでは動きません。
動かすには32bit版のlibstdc++とzlibをインストールしてあげましょう。
CentOSの場合
32bit版libstdc++, zlibのインストール
32bit版と64bit版のlibstdc++, zlibは共存可能ですが、バージョンを合わせてあげる必要があります。
特に問題なければ、最新版にupdateしてから32bit版のライブラリをインストールします。
sudo yum update libstdc++ zlib++
sudo yum install libstdc++.i686 zlib++.i686
動作確認
aaptコマンドが使えるようになっているはず。
$ ./aapt
Android Asset Packaging Tool
Usage:
aapt l[ist] [-v] [-a] file.{zip,jar,apk}
List contents of Zip-compatible archive.
aapt d[ump] [--values] [--include-meta-data] WHAT file.{apk} [asset [asset ...]]
(略)
それでも動かない場合は
64bit版が優先して読み込まれていないか確認しましょう。
echo $LD_LIBRARY_PATH
32bit版ライブラリは /usr/lib にインストールされているはずなので、
32bit版を優先させたい場合は、下記のようにしてあげればOK。
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib:${LD_LIBRARY_PATH}