sync-settingsを使っていてマシン毎にユーザー名が違うの人のatom-racer設定

ちょっとした問題

gistでAtomの設定を同期してくれるsync-settingsが便利で、家でちょろっと設定弄ったら会社のAtomに反映みたいにしてるんですが、atom-racerは絶対パスで指定しないと駄目みたいだったのでそのまま使うことができませんでした。家と会社でユーザー名が違うので、設定をリストアするたびに以下のような<username>になってる部分を再設定しないといけません。

config.cson

  #...
  racer:
    racerBinPath: "/Users/<username>/.cargo/bin/racer"
    rustSrcPath: "/Users/<username>/.rustup/toolchains/nightly-x86_64-apple-darwin/lib/rustlib/src/rust/src/"
  #...

解決

こういうものには、init.coffeeに書くと良さげです。（init.coffeeを開くには、コマンドパレットをcmd-shift-pで開いてApplication: Open Your Init Scriptでターン）ここにはAtomの新規ウィンドウができるたびに流れる処理を書くことができるので、AtomAPIのatom.config.*で動的に設定してあげます。

例えば以下で今の<username>で設定されるようにできます。

init.coffee

#...
atom.config.set 'racer.racerBinPath', process.env.HOME + '/.cargo/bin/racer'
atom.config.set 'racer.rustSrcPath', process.env.HOME + '/.rustup/toolchains/nightly-x86_64-apple-darwin/lib/rustlib/src/rust/src/'
#...

init.coffeeもsync-settingsで設定同期されるので大丈夫ですね〜

参照

• Rustをはじめよう！ Rustの環境構築 Atom & SublimeText