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Open Hack Day 3反省会

Last updated at Posted at 2015-03-16

Open Hack Dayとは

Yahoo!の中の人が社内イベントとしておこなっていたハッカソン「Hack Day」を一般公開して誰でも参加できるようにしたイベント。毎年開催しているようで、今年で3回目。
ルールは会期中の24時間以内で開発をすることというだけで、テーマは自由。チームの人数も自由(ただしぼっち参加は不可)。

スポンサー企業からの製品紹介などの時間はなく、いきなり開発開始!からのいきなり発表!でした。製品紹介的なことは一月前のカンファレンスでやってたのかな?
前回TechCrunchのハッカソンは各企業の製品紹介からチームビルディングまでじっくりやってから開発に挑んだのとは対照的でした。

作ったもの

街中でトイレに行きたくなった時、もし近くにトイレを貸してくれる人がいたら?
トイレに行きたい人とトイレを貸してくれる人をマッチングしてくれるサービスがあったら?

というわけで作ってみました。

unterest.png

「Unterest」です。

ストーリー

  1. トイレを探す人とトイレを貸してくれる人がそれぞれページを開いています。
  2. トイレを探す人は位置情報を送信して、近くのトイレを貸してくれる人を検索します。
  3. 近くのトイレが見つかるとトイレの件数が表示されます。
  4. トイレを貸してください!ボタンを押すと該当トイレのオーナーに通知が飛び、貸してあげるかどうかを回答する画面が出ます。
  5. トイレを貸してくれるかどうかの返答が表示されます。
  6. 貸してくれるトイレはルートを検索したりや詳細情報を見たりできます。

使った技術

リコーのTHETAを使ってトイレを360度撮影して、実際に座った時のイメージを確認することができるようにしました。
このページは独自開発の360度写真ビュワーライブラリのAngular360を使用しています。

サーバーサイドはNode.js、トイレの位置情報からクエリできるようにMongoDBでデータを持ちました(登録機能とか作れなかったのであんまり意味ないけど)。

反省点

発表会場のインターネット回線をあてにしてはいけない

いざ発表する時になってうまく動かない!っていうのはもはやハッカソンのお約束感ありますが、その原因として真っ先に思いつくのはインターネット接続環境ではないかと思います。
特に開発する部屋と発表する部屋が違う場合で、現地のインターネット接続環境を確認できない場合は最悪完全にオフラインでも動作する状態にしておくのがベター。

また、Wi-Fiも信用してはいけません。最近みんなモバイルルーター持ち歩いてますが、ああいう機器が一部屋に10個も20個もあったら電波が混信して通信なんてできません。
どうしてもネットワーク構築が必要な場合は有線でローカルネットワークを組むのが安全かと思います。

今回は幸い携帯回線が繋がりやすかったため、デモは携帯回線で行うことで対応しました。モバイルファーストなデザイン・機能だったことが不幸中の幸い?

発表のことも考えよう

ハッカソンは短い時間で製品作る遊びですが、作ったら作りっぱなしというわけにはいきません。発表が必要です。
その時によって発表の方法も時間も違います。その場での動作デモを主軸にするか、ビデオやプレゼン資料で済ませるか。
いずれにしても話す内容・段取りをきちんと考えて、必要なことは言う・不要なことは言わないというのをできれば開発前にある程度考えておくと良いなと思いました。

運営に伝えたいこと

90秒は短い

チーム数多いから全員発表すること考えたらこうなるのは仕方ないけど、それにしても90秒は短いです!!
発表時間が短いということは、必然的に作ったものを完全に披露することはできません。プレゼンやビデオでの紹介なんて極端な話開発してなくてもできるわけですから、それで済ませちゃったらせっかくのハッカソンの意味がなくないですか?

むしろ、全員発表をするということをやめて、展示会の時間を長めにするとか。
その中で審査員達が「これは!」と思ったチームだけピックアップして発表するとか。

せっかく作ったものだからきちんと細かいとこまで伝えたいですよね。

食事とか出るなら教えてほしい

食事の提供はありませんと書いてあったから当日お菓子とかジュースとかわざわざ買いに行ったのに、割とたくさん軽食の提供がありました。結果、半分くらい荷物として持って帰るはめになりました。
前日でも良いから、食事の提供がわかっていたならそう書いておいてほしかったです。

インターネット繋げないならそう言ってほしい

発表会場は地下一階ということで、WiMAXは電波が入らず。
携帯のテザリングをしようにも会場内でWi-Fiの電波が混信して通信できず。
「会場のインターネット接続は各自で準備してください」といいつつ実際のところ準備のしようがなかった。
それなら最初から「発表時はインターネット接続は行えないものと考えて準備をしてください」と言っておいてほしかったです。


…とまぁ、いろいろ思うところはありますが、とはいえハッカソンで得た経験値はとても大事なのでまた機会あれば参戦したいなと思います。

できればもう少し少人数で、開発時間も数時間程度のゆるーいやつがいいな。

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