初めて触った時にめちゃくちゃ迷ったのでここにメモっておきます。
ざっくり手順は下記のような感じ。
- Oculus Runtimeのインストール
- Oculus Configuration Utilityの設定
- 拡張デスクトップの設定
- プライマリディスプレイの設定
- カメラのセッティング
- 遊ぶ!!
Oculus Runtimeのインストール
公式サイトからOculus Runtimeをダウンロードしてきます。ユーザー登録(無料)が必要です。
RuntimeとSDKがありますが、動かすだけならRuntimeだけで良いです。
ダウンロードしたらインストーラーの指示に従ってドライバーをインストールします。
Oculus Configuration Utilityの設定
タスクバーにOculusアイコンが現れ、ダブルクリックするとOculus Configuration Utilityが起動します。
Tool→Rift Display Modeを選択するとRift Display Modeダイアログが表れます。
ここで一度Direct HMD Access from Appsにチェックを入れてApplyをクリックした後、再度Extend Desktop to the HMDにチェックを入れてApplyをクリックします。
こうするとOculus Riftが外部ディスプレイとして認識されるようになります。正しく認識されていればOculus Rift本体のLEDがオレンジ色から青色に変わり、Oculus Riftに映像が表示されるようになります。
拡張デスクトップの設定
デスクトップで右クリック→画面の解像度を選択して画面の解像度ダイアログを開きます。
デスクトップの複製設定になっている場合は拡張設定に変更します。
Oculus Riftを覗き、正しい向きに表示されているかを確認します。反転したりしている場合は、向き欄をいろいろ選択して正しい向きに表示されるようにします。また、解像度で1920x1080が選択されていることも確認します。
プライマリディスプレイの設定
いくつかのアプリケーションではセカンダリディスプレイへのフルスクリーン表示に対応していない場合があります。
その場合はOculus Riftをプライマリディスプレイに設定することで正しく表示ができるようになります。
また、フレームレートが75hz出ないという場合も、プライマリディスプレイに設定することによって解決する場合があります。
設定方法は下記のとおりです。
- デスクトップで右クリック→画面の解像度を選択して画面の解像度ダイアログを開く。
- Oculus Rift側のディスプレイを選択した状態でこれをメインディスプレイにするのチェックを入れる。
- OKをクリックする。
ただし、これをやるとOSのログイン画面やデスクトップアイコンなどがOculus Riftの方に表示されるため、日常の操作が非常に不便になります。Oculusアプリケーションを実行しない時はOculus Rift本体の電源を切っておくようにすれば外部ディスプレイとしても認識されなくなるので、必要なときだけ電源を入れるようにしましょう。
ちなみに、こういう時にWindowsキー+矢印キーのショートカットが役に立ちます。
Windowsキー+ ← or →でフォーカス中のウィンドウをディスプレイをまたいで移動させることができます。
Windowsキー+ ↑でフォーカス中のウィンドウを最大化することができます。
カメラのセッティング
付属のカメラを適当な場所に設置して、USBケーブルでPCと接続します。
そしてSyncケーブルでOculus Riftの端子とも接続します。
詳しくはマニュアルを読んでください。
ここで迷うポイントはないと思います。
遊ぶ!!
ここまで設定をすればOculus Riftを使ったアプリケーションが動かせるようになります。
基本的にはアプリケーションの実行ファイルをダブルクリックすればそのまま遊べると思います。
Unityアプリケーションの場合は最初に画面解像度設定ダイアログが出る場合があります。フルスクリーン設定にして起動しましょう。
たまにうまく起動できなかったり、再度起動したら何事もなく動いたり、とよくわからないこともありますが、開発者向けのプレビュー版ですからこんなもんです。
で、どんなのが遊べるの?
Oculus VR Shareというサイトで全国の開発者がOculus Rift向けアプリケーションを公開しています。
ここで検索したりカテゴリーを見てみたりしてアプリケーションを探せば良いのですが、Supported Rift Versions欄にDK2と書かれているものしか使えません。
あとはMikulus DK2をやっておけばいいとおもいます。