2017/06/17 Debian Stretch リリース!
https://www.debian.org/News/2017/20170617
ということでアップグレードする。
https://www.debian.org/releases/stretch/amd64/release-notes/ch-upgrading.ja.html
特に注意点は無さそうなのでいつも通りsources.list
のjessie
をstretch
に変更してapt-get upgrade
する。
ちなみにサーバーはさくらのVPS。一応 Debian 8.8 なのを確認する。
apt-get upgrade
cat /etc/os-release
cat /etc/debian_version
vi /etc/apt/sources.list
# jessie => stretch
apt-get clean
apt-get update
apt-get upgrade
apt-get dist-upgrade
apt-get autoremove
reboot
で完了。
途中で
dpkg: 警告: 古いディレクトリ '/var/lib/initramfs-tools' を削除できません: ディレクトリは空ではありません
dpkg: `udev' のインストール によって壊れた ifupdown の設定削除を考えています ...
dpkg: 問題ありません。(udev によって壊れた) ifupdown の設定削除をします
dpkg: `udev' のインストール によって壊れた systemd の設定削除を考えています ...
dpkg: 問題ありません。(udev によって壊れた) systemd の設定削除をします
dpkg: python-requests-whl: 依存関係に問題があります。しかし要求に従い削除しています:
のような怪しい警告は出るけどね…。
停止時間は数秒が何度か、長くて数分だったと思う。
無事に新しいカーネルで起動した。相変わらずDebianのバージョンアップはあっさりだ。
古いmysql-server-5.5
はmariadb-server-10.1
に変わる。clientもmariadbに変わる。
古いPHP5
は削除されずにそのまま残る。PHP5が勝手にPHP7に置き換わったらどうしようかと思ったけどそんなことはなかった。
libapache2-mod-php5
は残り、libapache2-mod-php7.0
はインストールされない。
apache2
はjessie
の2.4.10-10+deb8u8
からstretch
の2.4.25-3
へ更新されてる模様。
MySQLは何もせずにそのままMariaDBとして動くし、PHP5もそのまま動くので、古いEC-CUBE2系もそのまま動いた。
git
でインストールしたcertbot
も動いている。というかpython2.7はそのまま残ってる。
次はデスクトップで使っているDebianの更新だけれど…さすがにこれはもう少し待つかな…。