GitHub社の内製アプリとして、フリーで公開されているAtomエディタ。
長いことSublime Textの評価版を使ってきて、
そろそろライセンスを購入しようかと思ったときにその情報を得て、
乗り換えるつもりで使ってみたときの評価メモ。
Atomの優れている点
- 日本語との親和性がSublime Textより高い
- Windows版のインライン入力・変換
- Shift-JIS,EUC-JPエンコーディングへの対応
- gitとの連携機能がデフォルトである
- Markdown(GFM)の入力・プレビューに標準対応
GitHub社謹製ということもあり、デフォルトでもGitHubとの親和性は抜群。
もちろん、パッケージでさらに拡張することもできます。
Markdownについては、Sublime Textでゴニョゴニョするには
色々なパッケージを駆使してようやく到達できるところだったりするので、
標準で対応かつChromiumベースを活かしたライブプレビューが出来るのは
Atomの大きな強みに感じました。
Atomの良くない点
- 起動が遅い、プチフリーズ頻発、メモリ食いすぎ
- フォント周りの設定が弱い
Atomは決して軽くないエディタです。
スペックの低いPCで使うには厳しいです。
低スペックPCでAtom使うくらいなら多少重くてもIDE使った方がマシです。
私の場合、職場の低スペックPCで重いIDEを使うのにウンザリして
それなりに軽いエディタとしてSublime Textを使っていたので、
その経験をして「IDEの方がマシ」というのは、そういうことです。
ただしこれはあくまでクソスペックPCで動作させる前提がある上での個人の感想です。
それなりのスペック(SSDと8GB RAM程度)のPCであれば重さもそれほど気にならないですし、
今後のアップデートで改善される気配もあるらしいので、
今後もSublime Textの良きライバルなんじゃないかと思います。
他と比較してわかった、Sublime Textの評価している点
- マルチプラットフォーム ⇒ 自宅のMacでも職場のWindowsでも使える
- 設定ファイルがJSON(テキスト) ⇒ 設定情報が共有しやすい
- クソスペックPCでもそれなりに動く ⇒ 職場で使うには超重要事項
- パッケージによる拡張性 ⇒ 環境に合わせてチューニング可能
- ライセンスが個人に紐付く ⇒ 個人利用であれば商用でも利用OKは助かる
と、いうわけで
いかに自分にとってSublime Textが使いやすいエディタなのかを
Atomへの乗り換えを検討したことによって逆に再認識させられました。
Sublime Textのライセンス買いました。