こんにちはー!ニアです。
今回からXamarin.Androidを使って、Android WearのWatch Faceアプリを作成する方法を紹介していきます。
次のセクション : Vol.1 : プロジェクト作成編
#1. Android WearのWatch Faceとは
Watch Faceとは、Android Wearで時計を表示するアプリ1です。
2014年12月にGoogleがWatch Face用のAPIをリリースしたことにより、開発者はそのAPIを使って時計の盤面を自在にカスタマイズすることができるようになりました。
##1.1. Watch Faceアプリは、Xamarinで作れるのよ
Xamarin.Androidでは、バージョン4.2からAndroid Wearの開発をサポートしています。
インストール済みのプロジェクトテンプレートは普通のWearアプリ用のみですが、Xamarinがリリースしている「Xamarin Android Wear(Support Libraries)」がWatch Face APIをサポートしている2ので、プロジェクトをカスタマイズすることで、Watch Faceアプリを作成することができます。
##1.2. 必要な環境
- Xamarin.Android : Ver. 4.2以上(5.0以上を推奨)
- Android SDK : Ver. 5.0.1(API Level 21)
- Android SDK Tools : Ver. 24以上
- Xamarin for Visual StudioをインストールしたVisual Studio、またはViusal Studio for Mac、もしくはXamarin Studio
- エミュレーターまたはAndroid Wear実機
※Android SDKについて、Android Wearアプリはバージョン4.4W以上が必要ですが、Watch Face APIを利用する場合、バージョン5.0.1以上が必要です。
参考 : Setup and Installation - Xamarin
https://developer.xamarin.com/guides/android/wear/installation/
#2. Next
次回(「Vol. 1 : プロジェクト作成編」)は、Visual StudioなどでAndroid Wear用のプロジェクトテンプレートから、Watch Faceアプリのプロジェクトを作成していきます。
それでは、See you next!
#参考サイト
- Android Wear - Xamarin
https://developer.xamarin.com/guides/android/wear/
#「XamarinでAndroid WearのWatch Faceを作ってみよう!」シリーズ一覧
- Vol.0 : 準備編
- Vol.1 : プロジェクト作成編
- Vol.2 : プログラム作成編( Page-1 / Page-2 )