発端と概要
/etc/profile を直接編集するとか、そういうやばそうな手順が含まれるもが散見されたので、ちゃんとCentOS7の流儀に従ったやり方でインストールたいです。
etc/profile と /etc/bashrcに書いてあること
# It's NOT a good idea to change this file unless you know what you
# are doing. It's much better to create a custom.sh shell script in
# /etc/profile.d/ to make custom changes to your environment, as this
# will prevent the need for merging in future updates.
必要そうなパッケージのインストール
rbenvのインストール~rbenv install
で必要になるもののインストールをします。
yum -y install git gcc make openssl-devel libffi-devel readline-devel
それぞれ、以下のタイミングで必要になります。
ライブラリ | 使用用途 |
---|---|
git | rbenvとruby-buildのインストール |
他のもの | ruby-buildで使う |
rbenvとかruby-buildのインストール
/opt/rbenv
にインストールします。他の場所(例えば/usr/localとか)にしたい場合は、適宜読み替えてください。
# rbenv
cd /opt
git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git
# ruby-build
mkdir /opt/rbenv/plugins
cd /opt/rbenv/plugins
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git
# ログイン時にrbenvを使えるようにする初期化スクリプトを作る
cat << 'EOS' > /etc/profile.d/rbenv.sh
export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init -)"
EOS
# 環境変数とかを変更したので、ログインシェルをリロードする
exec $SHELL -l
Rubyのインストールする
2.3.1をインストールして、システム全体で使えるようにします。
install で時間が掛かります。
rbenv install 2.3.1
rbenv global 2.3.1
確認
ruby --version
参考文献
「CentOS/RHEL に Ruby 2.x をインストールする」は、「最後に /etc/profile に以下の3行を追加」しやがりました。
で、それを真に受けてしまった記事が
ruby2.x.xのインストール方法。
「CentOS に Ruby をインストールする(kzy52's blog)」 は、丁寧で良い記事だと思います。
設定の反映で、source で直で読み込んでるのが、動作確認の意味も含めたい私としては、危なそうに感じました。