LoginSignup
4
2

More than 5 years have passed since last update.

Spacemacsが素晴らしいのでさくらのレンタルサーバにインストールしてみた

Last updated at Posted at 2016-11-15

ポエム

ひと月ほど前にSpacemacsに出会いました。おっさんですが遅まきながら数年前にVim「再発見」し、若い頃の拒絶反応が嘘のようにカラダがVimに染まってしまいました。「やっぱりオトナは楽しいなぁ」などと思いながらいい気になってVimにプラグインてんこ盛り、AtomもVimキーバインド入れてプラグイン三昧にしたら起動が遅い!「これならEmacsでいいんじゃない?確かEvilってあったよなー」とググっていたらSpacemacsが啓示のように現れました。
で、少しでも貢献したいと思ったので、テストとしてレンサバにインストールした手順をまとめておきます。レイヤーを追加したりすると動かないものもあるかもしれませんが、デフォルト+japaneseレイヤーでは今のところ問題ないようです。普段使いとしてはiMacにインストールしたものを使っているので、まぁ「インストールできました」というところまでの報告です。

前提

  • さくらのレンタルサーバスタンダード
  • ssh接続はできるようになっている
  • bash使用中

Emacsを最新版に

(参考:http://bty.sakura.ne.jp/wp/archives/818)

$ mkdir tmp
$ cd tmp
$ wget http://ftp.gnu.org/gnu/emacs/emacs-25.1.tar.gz
$ tar zxvf emacs-25.1.tar.gz

解凍したディレクトリに移動してから、configureしてmake。下記中、「バージョン確認」はemacs内での操作です。

$ cd emacs-25.1
$ ./configure --without-x --prefix=/home/ユーザ名/local
$ gmake
$ src/emacs -Q
# C-h C-aでバージョン確認
$ gmake install
$ gmake clean

~/local/binにPATHを通し、日本語も通るようにしておく。

$ cd ~
$ vim .bashrc

以下を追加

export PATH=$HOME/bin:$HOME/local/bin:$PATH
export LANG=ja_JP.UTF-8

(cshの場合は.cshrcに以下を記述)

setenv PATH $HOME/bin:$HOME/local/bin:$PATH)
setenv LANG ja_JP.UTF-8

設定を読み込み直す(source .bashrcなど)して確認。問題がなければ、.bash_profileに移し変えておくと、ログイン時に便利。

いよいよSpacemacs導入

公式サイトに従い、githubからクローン。既存の.emacs.dがある場合は、バックアップを取るなり、削除しておくなりしてください。

git clone https://github.com/syl20bnr/spacemacs ~/.emacs.d

日本語環境

http://qiita.com/kenjimyzk/items/2429f74451a35c9f12fd
に従い、日本語レイヤーを導入しました。kenjimyzkに感謝!

git clone https://github.com/kenjimyzk/spacemacs-japanese ~/.emacs.d/private/japanese

(migemoは導入していないので動きません。ddskkを使うには、別途辞書の導入が必要かと思います。なお、japaneseレイヤーを入れなくても、簡易的な日本語入力はC-\で可能なようです)

設定など

追加の設定などは先人たちの記事にまかせます。

起動

emacs

ぼくはここまでの設定で起動しました。

4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2