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5分でわかるSelenium IDEの使い方

Last updated at Posted at 2015-10-09

はじめに

Selenium IDEでは
・テキスト入力する。
・ボタンを押す。
・メッセージが表示されていることを確認する。
といったユーザー操作に近いテストが自動で簡単にできます。

さっそく体験してみましょう。
※インストールがまだの方はこちら
Selenium IDEをインストールする

使用するサイト

今回は日本Seleniumユーザーコミュニティが用意してくれているデモサイトを使用します。
http://example.selenium.jp/reserveApp/
予約情報入力 2015-10-09 16-00-23.png

やりたいこと

今回は下記バリデーションエラーのテストをしてみましょう。

  1. 名前を入力する
  2. 「次へ」ボタンをクリック
  3. 「宿泊日には、翌日以降の日付を指定してください。」とエラーが表示されること

テストケースを作ってみる

Selenium IDEで上記テストをするのはとても簡単です。
ブラウザ操作を記録させることでテストケースを作ることができます。

selenium IDE を起動

※記録ボタンが有効になっていることを確認してください。
無題.png

ブラウザをいつも通り操作する

  1. お名前欄に「せれにうむテスト」と入力
  2. 「次へ」ボタンを押下して画面遷移

※操作が記録されていきます。

無題.png

メッセージを確認する

確認したいメッセージの上で右クリック→「verify Text」を選択してください。
これで表示されていることをテストできます。
無題.png

記録を終了する

記録ボタンをクリックして停止します。
無題.png

これでテストケースの完成です。
※ファイル→テストケースを保存で保存することができます。

実行してみる

再生ボタンを押すだけです。
※ブラウザを見ていると自動で動いているのがわかります。(スピード調整も可能です)

無題.png

テストケースが成功すると緑になり、失敗すると赤くなります。

失敗例

エラーメッセージの仕様が
 「宿泊日には、翌日以降の日付を指定してね。」
だった場合、画面上は
 「宿泊日には、翌日以降の日付を指定してください。」
と表示されているため、
赤くなりバグがあることがわかります。

無題.png
※テストケースを書き換えて実行する。

さいごに

今回はブラウザ操作からテストケースを作成しましたが、
失敗例のように保存したテストケースを元に新たなテストケースを作るといったことも可能です。

ぜひテスト自動化やリグレッションテストに活用してください。

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