無駄なコストを払いたくない
皆さんEC2使われてますよね?
便利だからってインスタンスを増やすとコストとして跳ね返ってきます。
となると当然以下の様に考えます。
- インスタンスが必要なのは営業時間の間
- であればインスタンスを自動起動停止できれば良い
- ドアの開閉を検知して起動停止すれば良いのでは?
- 今流行のIoTと絡めたら面白そう
という事で、やってみました。
以下の4回に分けてお送りしたいと思います。
- 準備編
- 実装編
- テスト稼働編
- 実稼働編
まずは下準備
- ドアの検知方法
- データの送信方法
ドアの検知方法
ドアの検知は接触型か非接触型のどちらかになります。
接触型だと簡単そうですが面白くなさそうなので、非接触型にします。
「非接触型」「スイッチ」で調べると磁力でやるのが良さそうな事が分かりました。
ホール素子というもので、磁場の変化を読み取る事ができそうです。
詳しくはこちらを >> ホール素子
電磁誘導とはちょっと違うようです。
データの送信方法
当然有線なんかでは送りたくないので無線で探します。
昔Arduinoを触ったことがあったので、ArduinoにWiFiモジュールでも乗せれば良いのでは?と思いましたが、時代は進化していました。
ESP8266というWiFiモジュールを使えば、何とArduinoのプログラムが書き込めるとのこと。
しかも安い。チップだけなら1000円もしないです。ただし、プログラムを書き込むにはUSB-シリアル変換と電源が必要です。
なんと、これらをセットにしたものが売ってました。便利な世の中です。
スイッチサイエンス ESPr Developer
構想を練る
さて、これで下準備が整いました。
とりあえず連携イメージ図を描いてみました。ESP8266とEC2の間に何か増えてますが気にしない。