Amazon Web Services実践入門を読んだ

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会社でたまたま読む機会があったので一気読みしてみた。

この本は次の章から構成されている。

  1. AWSの基本知識
  2. 仮想サーバの作成(EC2基本編)
  3. 仮想サーバの応用(EC2応用編)
  4. DNSの設定と公開(Route53)
  5. ネットワークの設定と設計(VPC)
  6. 画像の配信(S3/CloudFront)
  7. DBの運用(RDS)
  8. Webサーバの負荷分散(ELB)
  9. モニタリングとWebサーバのスケーリング(CloudWatch/Auto Scaling)
  10. アクセス権限の管理(IAM)
  11. ビリング(Billing)

というわけで、ざっくりとこの本を読んでみた感想について書いてみる。

ちなみに自分はこの春、アプリケーションエンジニアからインフラエンジニアに転向したという経緯があり、インフラエンジニアとしてはまだまだ素人だし、AWSを触ってからまだ半年程度という立場であるということを留意してほしい。

はじめに、この本は実践入門と名打つだけあって、マネジメントコンソールの使い方やAWS CLIなど、実際のAWSリソース・サービスの操作ツールの使い方をキャプチャ画像とまとまった手順によって丁寧に解説している。
非常にわかりやすいし、この本を片手にコンソールをぽちぽちいじったり、CLIからコマンドをとりあえず実行してみて勘所を見つけていく、といった使われ方がすごく望ましいように思えた。

次に、気になった部分や印象的な部分について簡単にまとめてみる。

AWS独自の用語について

この本は全体を通して、ツールの使い方に留まらずにサービスの基本的な概念や、対象をどう理解すべきかといったことについても触れている。

自分はVPCという概念に初めて触れて、自分の中で消化するのに少し時間がかかったが、この本ではそれがわかりやすく説明されている。

ありがちな言葉ではあるが、インフラエンジニアになってAWSを触り始めた当初に、この本を手にしていれば、と思わなくもない。

10章 IAM

10章はアカウントやロールのアクセス権限の管理について触れている。

IAMは、自分が実際にAWSでインフラを構築してチームを回した経験から、最も力を入れて管理すべき部分だと思っている。

この章については、インフラ担当者だけでなく、開発に関わるエンジニア全体に共有すべき内容ではないか。

一つ要望として、チームメンバーにIAMアカウントを一つずつ払い出してポリシーを設定し、どのように運用していくか、などの実践的な内容もあると良かった。

11章 Billing

AWSの請求・サポート周りについての情報がまとまっている。

EC2・RDSにおけるリザーブドインスタンスという考え方など、あらかじめこれらの知識を持っておいて、自分にはどういう選択肢があり、何を選択すべきなのかということを考える必要がある。

他にもAWSのサポートや、料金計算の方法についても述べられているし、エンジニアに限らずプロダクトに関わるメンバーが知っておくべき内容だと思う。

おわりに

この本にて解説されているサービスがAWSの全てではないものの、この本を読み終える頃にはAWSのサービスを上述のコンソールやCLIを使って操作することに抵抗はなくなっていることと思う。

Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)