亭々たる あの雲を求めて 〜Fog Volume 3〜

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この記事はUnity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017 10日目の記事です。
昨日はザバイオーネさんの【アドカレ】内装がある宇宙船のモデルでした。

VRでの宇宙バトルって憧れですよね!無限の星々を縦横無尽に駆け巡れるVRをやりたいものです。


夏コミでUnity本出しました!(ダイレクトマーケティング)

本記事では上記書籍でおすすめAssetとして掲載したにも関わらず使い方を全カットしたFog Volume 3の紹介記事です。

Fog Volume3とは

このAssetはボリュームレンダリングでメッチャリアルな雲を表現できるAssetです。

Fog Volume3

百聞は一見にしかずなのでスクショを貼るとこんな感じです。

image.png

このモクモク感、Particleなどではなかなか表現できないのではないでしょうか?
またライトの反射や透過などもとても綺麗に描画してくれます。

デモシーンを開くとなかなかに重いのですが、パラメーターの調整次第でモバイルからVRまで使用可能のようです。

ちなみにAssetStoreから落としてきた状態では全てのデモシーンが入っていないのでこのサイトから追加UnityPackageを落としてきましょう。

image.png

また、このAssetのデモではPost Processing Stackを使用しているのでそちらもインポートすることをおすすめします。

「メニューバー→GameObject→Create Other」から新規でFog Volumeを追加することもできますが、デモをいじくり回した方が解りやすい上に楽しいのでデモシーンの「Infinite cloud」で解説していきます。
名前の通りInfiniteな雲が出現するのでノートPCの方は開くときにご注意ください。

基本設定

基本的な設定項目がここにあります。デフォルトだとSizeがとても大きくて重いのでこちらで削った方が良いでしょう。

雲の色もここで設定できます。パラメータ名がLight EnergyなのでFogの色というよりは光の波長の調整の結果Fogの色が変わるというのが適切なのかなと思います。

Visibilityを下げると雲の精細感が薄れます。ここは負荷との相談ですが折角であれば上げていきたいですね。

image.png

Lighting

雲全体のlighting設定です。Directional light必須です。ここで細かい雲の色を調整していきます。

image.png

「Halo」を有効にすると光輪を追加出来ます。

image.png

Point lights

有効にするとPoint lightの影響を受ける事ができるようになります。

雲に影響を与えたいPoint lightにはFog Volumeの「Point Light」コンポーネントを追加する必要があります。

image.png

Real time searchを有効にするとシーン内のPoint lightを検索して配列に加えてくれます。
加え終わったらReal time searchは無効にしましょう。

image.png

Currently computedが現在影響を与えているlight一覧になります。Pointlightの影響が出てないように見えた場合はここで確認しましょう。

Untitled.jpg

Color Management

カラー調整です。雲単体で微調整ということでもなければPost Processing Stackで調整するで良いかな~と思ってます。

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Renderer

雲のレイマーチング関連の設定……だと思います。すみません雰囲気で弄ってます。
ここまでの項目で設定後、ここの設定でスペックに合わせた調整を行うのが良いのかな~と思っています。

image.png

Noise

雲の形を決める部分です。少し弄るだけで雲以外のなにかも作れます。

image.png

Noise設定を弄った結果、雲というよりは何かのEffectみたいになってしまった物がこちらです。

image.png

Fog Volume Renderer

Main Cameraについてるコンポーネントです。どうしても描画が重い時はここのDownscaleを設定することで軽くすることができます。
ダウンスケールなのでそれなりの代償(劣化)が伴う設定になりますが……


以上がざっくりとしたパラメーターの説明です。このAssetは非常に多機能なのでまだまだ謎な機能が多いです……

本家のManualが147Pというボリューム満点にありますのでこれを参考に頑張って格闘してください!


最後にこのAssetを買われた方は是非このShowroomというデモシーンを見てみてください。Fog Volumeの美しさを堪能出来ると思います。


Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017 明日は、オノッチさんの「Character Particle!」です。

文字のパーティクルを出す時はわざわざSpriteをPhotoshopなどで作っていたので楽しみです。