Haskellの勉強を始めました。
個人的に、静的型付け言語で入力補完機能を使わない人はどMだと思います。
僕は、どMではないので、Atomにide-haskellを挿れました。
HaskellのビルドツールStackの導入
まず、はじめにHaskellのビルドツールのStackを導入します。
StackにはGHCが同梱されているので、既にGHCを入れている場合は事前にアンイストールしておきます。
僕はパッケージ管理にHomebrewを使っているので、下記コマンドでアンイストールを実行します。
$ brew uninstall ghc
次に、Stackをインストールします。
$ brew install haskell-stack
インストールが完了したら、Setupコマンドを実行します。
$ stack setup
Stackで導入したGHCは先頭にStackを付けて実行します。
$ stack ghc test.hs
ただ、毎回Stackをつけるのは面倒なのでAliasを設定しておきます。
Macの場合は、~/.bashrc にエディタで追記します。
(PATHの設定方法)
alias ghc="stack ghc"
alias ghci="stack ghci"
alias runghc="stack runghc"
PATHの設定
PATHも同様に~/.bashrc にエディタで追記します。
export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"
このPATHを通していないと後で導入するghc-modやhlintコマンドが利用できない。
Stackでパッケージをインストール
ghc-modとhlintというパッケージをStack経由でインストールします。
HlintはlintのHaskellバージョンです。
$ stack install ghc-mod hlint
Atomのインストール
Atomをインストールします。
インストール方法はZipを展開してアプリケーションフォルダに移動するだけ。
インストール後起動して、Atomメニューの「Install shell commands」をクリック。
これによりapmコマンドがターミナルで使えるようになります。
(apmは、ターミナル上でAtomのパッケージをインストールするためのコマンドです。)
Atomのパッケージ導入
apm経由で以下7つのパッケージを導入します。
-ide-haskell
-ide-haskell-repl
-linter-hllint
-linter
-language-haskell
-haskell-ghc-mod
-autocomplete-haskel
以上のパッケージを以下コマンドでインストールします。
$ apm install ide-haskell-repl linter language-haskell linter-hlint haskell-ghc-mod autocomplete-haskell ide-haskell
これで、atomでHaskellのソースファイルを開けば、ide-haskellが起動するはずです。
$ atom test.hs