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CentOS7にDevHubを入れてみた。

Last updated at Posted at 2015-10-04

CentOS7にDevHubをインストールした時の記録です。
だいたいOSのインストールから始めて1時間程度です。
CentOS7が初めてだったので、ネットワーク関連の設定から始まります。
なお、sudoしてないのは、ぜんぶrootで実行しているからです。(良くない。)

1. CentOS7の初期設定

CentOS7をインストールしたら、とりあえずネットワークやfirewall、そしてSELinuxの設定を行います。

1.1. ネットワーク設定

とりあえずホスト名を表示してみます。

nmcli g hostname

必要であればホスト名を変更します。

nmcli g hostname hogehoge

次にネットワークインタフェースの一覧を表示してみます。

nmcli c show

さらに詳細を表示してみます。

nmcli —fields connection c show eth0

connection.autoconnectnoであれば、OS起動時に自動的にネットワークが起動しないので、yesに変更します。

nmcli c mod eth0 connection.autoconnect yes

その他、ネットワークインタフェースの情報(ここではIPv4関連)を表示し内容を確認します。

nmcli —fields ipv4 c show eth0
ip a show

変更が必要なものがあれば、変更します。

1.2. firewallの設定

まずは、現状の稼働状態を表示します。

systemctl status firewalld

そして、設定内容を確認します。

firewall-cmd —list-all

おそらくhttp(80番ポート)は開いていないので、開けます。

firewall-cmd —permanent —add-service=http

この設定だと、永続的(一時的ではない)設定が行われますが、現時点では反映されていない(80番は開いていない)ので、反映します。

firewall-cmd —reload

1.3. SELinuxの設定

MongoDBの本家に「ちゃんと設定するかdisabledにしろ」的なことが書いてあったので、今回はdisabledにします。

vi /etc/selinux/config

SELINUX=enforcingSELINUX=disabledに変更すると、再起動後にSELinuxが止まります。

2. 前提条件のインストール

DevHubの動作に必要なミドルウェアなどをインストールします。yumを使って手っ取り早くやってしまいます。

2.1. MongoDBのインストール

MongoDBは標準のリポジトリにはないので、mongodb-orgのリポジトリを追加します。

vi /etc/yum.repos.d/mongodb-org-3.0.repo

内容は下記の通りです。

mongodb-org-3.0.repo
[mongodb-org-3.0]
name=MongoDB Repository
baseurl=https://repo.mongodb.org/yum/redhat/$releasever/mongodb-org/3.0/x86_64/
gpgcheck=0
enabled=1

yumでMongoDBをインストールします。

yum install mongodb-org

OSごと再起動して、MongoDBが起動することを確認します。

reboot

mongodbの状態は下記で確認できます。

systemctl status mongod

2.2. node.jsとgitのインストール

node.jsが標準のリポジトリにないので、EPELを使えるようにしてしまいます。

yum install epel-release

yumを使ってnode.js、npm、gitをインストールします。

yum install nodejs npm git

3. DevHubのインストール

DevHubをインストールします。ついでに、OS起動時に自動的に起動するようにします。

3.1. DevHubのインストール

DevHubを配置する場所に移動します。今回は/srvを使用してしまいます。

cd /srv

GitHubからクローンします。

git clone https://github.com/volpe28v/DevHub.git

必要なライブラリをnpmでインストールします。

cd DevHub
npm install

試しに起動してみます。firewallが動作していて80番ポートしか開けていないので、80番で待ち受けるようにします。

node app.js -p 80

起動するまで結構な時間がかかるようですが、しばらく経つとブラウザでアクセスできるようになります。

3.2. 自動起動にする

node.jsのアプリケーションをdaemon化するforeverをインストールします。一緒に、foreverのinit.d用スクリプトを作成するinitd-foreverもインストールします。

npm install -g forever initd-forever

foreverのinit.d用スクリプトを作成します。

initd-forever -a /srv/DevHub/app.js -n devhub

init.dから起動した場合も80番ポートで待ち受けるように、生成されたスクリプトを修正します。

vi devhub

$foreverApp start 〜の最後に -p 80を付けます。
そして、修正したスクリプトをinit.dへ移動し、実行できるようにします。

cp devhub /etc/init.d
chmod a+x /etc/init.d/devhub

OS起動時に自動的に起動するように設定します。

chkconfig devhub on

OSを再起動してみます。

reboot

DevHubが使用できれば、完成です。

4. 参考情報

下記の情報を参考にさせていただきました。

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