GitHubを便利に使えるhubというコマンドラインツールを最近知って、Windows環境で使ってみた時のメモです。
環境
- OS: Windows 10.0(ビルド 10240)
- コンソール: Cmder v1.1.4.1
- Git: version 1.9.4.msysgit.0
- hub: version 2.2.2
ちなみにCmderは、Windowsで使えるコンソールです。見た目も機能もかなりいい感じなので、もうdos窓には戻りません。
インストール
hubのインストール手順は公式にいくつか挙げられてます。Macな人はbrewを使えば簡単。
$ brew install hub
私のようにWindows環境の場合はChocolateyを使いたいところですが、chocolatey list
コマンドで検索しても出てきませんでした。(Chocolateyの管理下にはあるようなんですが… 多分時が解決してくれます)実行ファイルをここからダウンロードしましょう。インストールはインストーラinstall.bat
を起動して(PCを再起動して)終わりです。
hubは基本的にgitの上位互換的なソフトで、hub
コマンドはそのまま使うのではなく、git
コマンドを拡張したかのように使う方法が推奨されています。以下の記述を.bash_profile
に追加すればそのように動作するようになるということなのですが…
eval "$(hub alias -s)"
私はWindows/Cmder環境なので、Cmder.exeがあるフォルダのconfig/aliases
に以下の記述を追加することでそれっぽく使うことにしました。
git=hub $*
これでgit
コマンドがhub
コマンドでパワーアップしたように使えるようになりました。
$ git version
git version 1.9.4.msysgit.0
hub version 2.2.2
使いそうなコマンドメモ
# URLが大幅短縮なclone
$ git clone USER_NAME/REPO_NAME
# カレントディレクトリの名前でリポジトリ作成
$ git create
# 指定した名前でリポジトリ作成
$ git create REPO_NAME
# 現在のリポジトリをブラウザで開く
$ git browse
# masterとDiff
$ git compare BRANCH
# Pull Request
$ git pull-request
最後のgit pull-request
を実行したら、error using text editor for pull request message
と出た。他のコマンドでは勝手にVimが立ち上がってくれてるのに。。
以下の設定で、解消しました。
$ git config --global core.editor vim
参考
- github/hub
-
pull-request
のもう一つのエラー: hub pull-requestがError creating pull requestになってしまうときは - Qiita
全然関係ないメモ
# Windows 10のビルド確認方法
$ winver