動画など、1GBを超えるファイルをやりとりすることがたまにあり、使えるサービスがないかを少し調べたので、そのメモ。
P2Pとクラウドストレージの2パターンある
クラウド上にアップロードして、そこから共有リンクなどを使ってダウンロードさせる、クラウドストレージが前々からあるやり方です。Dropboxやfirestorageなどがこれにあたります。
2〜3年前くらいから、ビデオチャットなどで使われるWebRTCを使った、P2P型の方針でやりとりするサービスもでてきているようです。P2Pなので、端末間で直接やりとりするので、一旦サーバにアップする手間が省けることによるメリットが、クラウドストレージに比べてでてきます。
クラウドストレージ
ファイルをアップロードして、ダウンロードリンクを相手に伝える形での利用になります。
サービスによっては、1ファイルのサイズに制限があったり、パスワードやダウンロードの回数制限をつけられるものがあります。
ビジネスでも使えるレベルのサービスを無料で提供している、BitSendが個人的にはおすすめです。
P2P
P2P通信で、やりとりしたい相手の端末と直接通信することでファイルのやりとりをするサービスです。
たとえば、同じLAN内にいるなら、メールやクラウドストレージ経由でやりとりするのは、サーバにアップする分の時間が手間になります。そういうのを解消するためにでてきたサービスのようです。
ブラウザのWebRTCを使っている場合、ブラウザを閉じると通信が途切れるので注意が必要です。すぐ近くにいたり、電話やチャットでやりとりしている相手に、必要なキーやリンクを伝えてやりとりするような使い方になります。
Send Anywhereは日本語対応もあり、クラウドストレージ型の共有リンクを作成することもできます。P2P型では、6桁のキーを相手に伝える形になります。共有されると、相手の端末のOS、ブラウザの情報が共有履歴にでてきます。
まとめ
メールでやりとりしている相手ならクラウドストレージ型、目の前にいる相手や電話している人ならP2P型、と場面に応じて使い分けるのが良さそうです。