Genuino101が発売されましたね。
http://jp.rs-online.com/web/p/processor-microcontroller-development-kits/9139999/
https://www.switch-science.com/catalog/2670/
IntelのCurieっていうCPUを積んだボードです。
スペックや特徴
- Bluetooth搭載
- 加速度センサ
- Intel Edison (Kit for Arduino)の半額以下
などなど、結構注目ですね。
以下、RSより
Genuino 101開発ボードの特長と利点
•Intel® Curie™マイクロコントローラ搭載
-32ビットIntel® Quark™マイクロコントローラ
-384 kBのフラッシュメモリ
-80 kB SRAM
-DSPセンサハブ
-6軸コンボセンサ、モバイルでの使用に対応するための加速度計及びジャイロスコープ付き
-Bluetooth接続(GAP、GATT、DIS)
-Windows、MAC OS X、Linuxと互換
-継続的なIntel開発が行われるリアルタイムRTOSオペレーティングシステム(2016年3月にオープンソースとして使用可能)
-Arduino IDEにアクセスして開発サポート
•デュアルコアアーキテクチャでより高速にコンパイル
•デジタルI/Oピン x 14
•アナログピン x 5
•シリアル通信とスケッチアップロード用のUSB1.1ポート x 1
•JTAGデバッグポート
•過電圧保護
•電源ジャック
•SPI信号のICSPヘッダ
•I2Cピン
•ステータスLED
-D13の緑色LED x 1
-アクティビティ用の緑色LED x 1
-電源用の緑色LED x 1
-エラー用の赤LED x 1
•寸法: 70 x 55 x 20 mm
使ってみる
- Arduino 1.6.7以上じゃないとエラーが出るみたいです。
- 僕は最新のArudino 1.6.8を使いました。
- https://www.arduino.cc/
現状ではプリインストールはされてないみたいなのでGenuino向けのパッケージを追加します。
[ツール] -> [ボード] -> [Boards Manager]を選択しましょう。
TypeのプルダウンをArduino Certified
にしIntel Curie Boards by Intel
の項目のInstall
を選択しましょう。
少し時間がかかります。
無事にインストール完了です。
[ツール] -> [ボード] -> [Adruino/Genuino 101]が追加されているので選択しましょう。
メモ、最初エラーが出た
僕のArduino IDEはv1.6.5でした。
ビルドオプションが変更されました。全体をリビルドしています。
In file included from sketch_mar25a.ino:1:0:
/Users/sugawara_nobisuke/Library/Arduino15/packages/Intel/hardware/arc32/1.0.5/cores/arduino/Arduino.h:33:2: error: #error IDE version incompatible with Arduino 101. Please upgrade to version 1.6.7 or newer.
#error IDE version incompatible with Arduino 101. Please upgrade to version 1.6.7 or newer.
^
コンパイル時にエラーが発生しました。
ArduinoIDEのバージョンを1.6.8にあげたら治りましたよ。
Lチカしてみよう。
まずはArduinoで。以下をコピペして実行してみましょう。
const int LED = 13; // LEDはデジタルピン13に接続
void setup(){
pinMode(LED, OUTPUT); // デジタルピンを出力に設定
}
void loop(){
digitalWrite(LED, HIGH); // LEDを点ける
delay(500); // 0.5秒待つ
digitalWrite(LED, LOW); // LEDを消す
delay(500); // 0.5秒待つ
}
Try pressing MASTER_RESET button
って表示がでるので、Genuinoに物理的に付いているMASTER RESETボタンを押しましょう。
わーい。
johnny-fiveを使ってNode.jsからGenuino制御
Node.jsではじめるArduinoで人感センサ制御を参考にFirmata書き込みをしましょう。
StandardFirmata
ってやつです。
- Node.jsバージョン確認
$ node -v
v5.7.1
- johnny-fiveのインストール
$ npm i johnny-five
var five = require('johnny-five');
var board = new five.Board();
board.on('ready', function () {
var led = new five.Led(13);
led.blink(1000);
});
これで実行してみましょう。
わーい。
これでNode.jsからLチカができましたね。
Web技術の可能性が広がるなぁ
##まとめ
今回はとりあえずGenuinoをNode.jsでLチカするところまでを紹介しました。
他のArduino系のデバイスと同じ感じかもしれませんが、今後かなり期待したいと思っているので勢いで書いてみました。
もっと使ってみたいですね。