ESLint v5.9.0 released: https://t.co/ZsZsXRAApi
— ESLint (@geteslint) November 9, 2018
ESLint 5.9.0 がリリースされました。
小さな機能追加とバグ修正が行われました。
質問やバグ報告等ありましたら、お気軽にこちらまでお寄せください。
🚀 本体への機能追加
#10912: --fix-type
CLI オプションが追加されました
eslint --fix
で自動修正する際に、適用する修正の種類を選択できるようになりました。
種類には以下の3つがあります
-
problem
... 潜在的なエラーに関する指摘 -
suggestion
... より良い書き方を提示する指摘 (const
使え、等) -
layout
... コード フォーマットに関する指摘 (空白・改行・セミコロン・カンマ・カッコ等)
例
eslint "src/**/*.js" --fix --fix-type suggestion,layout
プラグイン制作者の方は、各ルールのmeta.type
プロパティでルールが属する種類を定義できます。
#10953: Lint 結果に usedDeprecatedRules
プロパティが追加されました
Lint 時に非推奨になったルールが使用されている場合、usedDeprecatedRules
プロパティに記録されるようになりました。
カスタム フォーマッター制作者の方は、このプロパティを利用して非推奨ルールが利用されていることを表示することができます。
💡 新しいルール
特になし。
🔧 オプションが追加されたルール
#10554: id-match ignoreDestructuring
Destructuring によって定義される変数を無視するオプションが追加されました。
/*eslint id-match: [error, "^[^_]+$", { ignoreDestructuring: true }]*/
//✘ BAD
const normal_var = 1
const { category_id: other_name } = query
//✔ GOOD
const { category_id } = query
#10906: space-before-blocks off
一部のブロックについて検証をオフにするためのオプションが追加されました。
/*eslint space-before-blocks: [error, {
functions: always,
classes: off,
keywords: always
}]*/
//✘ BAD
function f(){} // functions: always
if (a){} // keywords: always
//✔ GOOD
function g() {} // functions: always
class A{} // classes: off
class B {} // classes: off
if (a) {} // keywords: always
✒️ eslint --fix
をサポートしたルール
特になし。
⚠️ 非推奨になったルール
特になし。