Qiita というところは ポエムなんか書くな、という場所らしいんだが 正面切って ポエムに突っ込んでみよう。長い話を手短に圧縮してメモろうとしているだけで、別に目新しいメッセージ性は無い。
そこは 世界とか無いところだ。
何にもないよ。
だが 何にもない のは、眼鏡を拾う前までの話し だ。
この眼鏡を拾ってしまったがために 酷い目に遭う。
この眼鏡を覗いてみると、向こうの方に何かが見える。
しまった！
わー、なんか嫌な感じ……。 対象（たいしょう）とでも呼ぶとしよう。英語では もっとぶっきらぼうに ターゲット（Target） ぐらいに呼ぶのかもしれない。
で、嫌なことは もう１つある。
眼鏡の こっち側 には何があるのだろうか？ こっち側には 何もない…… 例えば
こっち側は
お前らとは 住んでいるところ が違うんです！ と言い張ることも可能だろう。
こっち側は そっちの延長には 無いので、 空間のようなものは、つながっていないという主張だ。
ぜったい安全なところから ここにはない世界を覗いている。
こっちは 外側（External；エクスターナル） だ！ わはは！
なんとも面白い眼鏡だ。
で、困ったことに
向こうの方に 眼鏡を持って こっちを見ている おっさん が立っている。
何という事だ。
この眼鏡を持っているのは わたしだけではなかったのか？ 聞いてないぞ。
向こうの眼鏡から見ると……。
“こっち側” もまた 対象 なのだろうか？
こんな眼鏡なんか 無ければ！
何にもないよ。
そして また 眼鏡を拾うわけだが……。
こんどは 外側 を見るのに使ってみよう。
ここは どこかの 内側（Internal；インターナル）だと考えるのも 発想の１つだろう。
そして 内側から 外側へ 届く道が無いのだとしたら、ここは 閉じている と言えるだろう。
もし 閉じていない としたら
この眼鏡では 見ることのできないどこかに行ってしまう隣のＡ君もいるだろう。
消えてしまうのか、あるいは この眼鏡では ただ見えないだけで、また戻ってくるのかは分からない。
じゃあ、この眼鏡が すごく性能がよくなって 全ての道につながって、外側も 内側も無くなったら？
全ての道につながってるんだったら むしろ 閉じている……。
それは 性能のいい眼鏡なのか、それとも 都合のいい眼鏡 なのか……。
じゃあ、別に 外側に行くとか 内側に行くとかは ひとまず置いておいて、
なんにしろ この眼鏡は 対象 と 主体 を作るようだ。
そして 主体が 対象を見る という、片道一方向的な要素を最小限としていて、必ずしも往復して双方向になっているとは限らないという特徴もあるようだ。
この一方向性に振り回されずに この 眼鏡 の働きを 洗いざらい調べるとどうか。
眼鏡を通してしか何も見えないとすれば、眼鏡のあらゆる働きを知ることが そのまま どこからからでも（外側でも内側でも）見ることが可能な世界を記述することにならないか。眼鏡以外で何かを見る方法をまだ知らない場合は。
続きはまた今度。