0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

JavaFxとleJOSでEv3ラジコンを作る【前編】

Last updated at Posted at 2017-03-23

はじめに

この記事はleJOSの開発環境が整っていることが前提にしています。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

【leJOS】mindstorm-EV3をJavaでプログラミングしよう【環境構築前編】

【leJOS】mindstorm-EV3をJavaでプログラミングしよう【環境構築後編】

##概要
leJOSのリモートコントロール用クラスとJavaFxを使ってEv3を制御するGUIアプリケーションの開発方法を簡単なサンプルプログラムを使って解説します。今回作成するものは簡単なラジコンアプリです。前編ではアプリ開発のための環境構築方法を解説します。

クリックで動画再生
IMAGE ALT TEXT HERE

leJOSのリモートコントロールに関してはこちらの記事を参考にして下さい。

【leJOS】JavaでEV3のモーターをリモートコントロールしよう

【leJOS】JavaでEV3のセンサー値をリモートから取得する

環境

  • mindstorm-EV3
  • PC : MacBook OS X
  • Eclipse Version: Neon.2 Release (4.6.2)
  • leJOS leJOS_EV3_0.9.1-beta
  • Java System Library [JavaSE 1.8]

##SceneBuilderのインストール
SceneBuilderはJavaFxのGUI構築ツールです。こちらのリンクからインストールして下さい。
http://gluonhq.com/products/scene-builder/
##Eclipse側の設定
Eclipse起動画面のメニューバーからEclipse -> 環境設定 -> JavaFxを選択します。そこにSceneBuilderの実行ファイルへのパスを設定します。
私の環境では/Applications/SceneBuilder.appと設定しました。
スクリーンショット 2017-03-13 23.36.08.png

##新規プロジェクトの作成
Package Explorerを右クリックしてNew -> Otherを選択します。
次の画面が出てくるのでJavaFx -> JavaFx Projectを選択します。
スクリーンショット 2017-03-13 23.14.36.png

プロジェクト名はJavaFxEv3としました。
FinishではなくNextを選択します。
スクリーンショット 2017-03-13 23.15.36.png
この画面では特に設定は不要です。Nextを選択します。
スクリーンショット 2017-03-13 23.15.51.png
GUIについての設定です。言語をFXML、ファイルを名をForm、コントローラ名をFormControllerとしました。
スクリーンショット 2017-03-13 23.16.22.png

##leJOS Runtimeの追加
Package Explorerに作成されたJavaFxEv3プロジェクトを右クリックしleJOS EV3 -> Convert to leJOS Projectを選択します。
プロジェクトのファイル構成は以下のようになるはずです。
スクリーンショット 2017-03-13 23.17.58.png

##実行してみる
以上で開発するための準備は整いました。
まずは何も編集していない状態でプログラムを実行してみましょう。Java Applicationとして実行します。
スクリーンショット 2017-03-14 0.01.18.png

何もない空欄のウィンドウが表示されたら成功です。
スクリーンショット 2017-03-14 0.11.01.png

##まとめ
以上でJavaFxとleJOSのアプリケーションを作るための下準備が整いました。
後編では実際のプログラムを解説します。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?