LinkStation LS410DのHDDをSSDに交換します。
##下準備(ダウンロード・インストール)
下準備として、下記のファイルをダウンロードもしくはインストールしておきます。
- LinkStation LS410D用のファームウェア(Liveupdater付き)
- ファームウェアをLinkStationへ送るためのサーバーTftpd32
##下準備(IPアドレスの設定)
自動でLinkStationからファームウェアをダウンロードしてもらうためにルーターとWindowsマシンのIPアドレスを設定しておきます。
- ルーター
192.168.11.200
- Windowsマシン
192.168.11.1
(ここが重要)
ファイアーウォール(アンチウィルスソフト)を一旦オフにしましょう。
##BuffaloのWebサイトからファームウェアをダウンロード
LinkStation LS410D用のファームウェアファイルをダブルクリックで展開します。
C:\BUFFALO\ls400-181
に展開されます。
一部のファイルの拡張子をzipに変えて解凍
initrd.img→initrd.zip→解凍
uImage.imb→uImage.zip→解凍
パスワードを聞かれるので、ネットで適当に調べてパスワードを入力します。
解答してできたファイルをC:\Program Files (x86)\Tftpd32
へコピーする
##LinkStationの起動
LinkStationを電源コンセントを入れて赤色が点滅したら、フロントのファンクションキーを押します。
この時、白く高速に点滅すると、192.168.11.1にイメージファイルを自動で取りにいくようになります。
うまくイメージファイルのダウンロードが済むと高速だった点滅が点灯へと変わります。
#同じイメージファイルが2度ダウンロードされたら失敗しています。ファイアーウォール(アンチウィルスソフト)を一旦オフにしましょう。
##ハードディスクの初期化(フォーマット)
事前にLSUpdater.iniの編集を編集しておきます。
LSUpdater.iniをメモ帳などで開き下記修正
VersionCheck = 0
NoFormatting = 0
LSUpdater.exe をダブルクリックで起動し、ファームウェアのアップデートとハードディスクの初期化を行います。
後は、待っていればnas navigaterからWeb管理等できるようになります。
##速度ベンチマーク
ファイル転送時は概ね30MB/s~50MB/s出るようになります。
CristalDiskMarkだとリードが大体100MB/sに。
SSDがだいぶ安くなっているのでLinkStationが余っている場合は試す価値アリです。
##参考リンク
ソフトウェア ダウンロードサービス | BUFFALO バッファロー
http://buffalo.jp/download/driver/hd/ls400_fw-win.html
TFTP server
http://tftpd32.jounin.net/tftpd32_download.html
LinkStation LS410DのHDD交換手順|やーぼーのブログ
http://ameblo.jp/yahboh/entry-12022513219.html
mydrive.jp/BUFFALOのNAS(LinkStation)のHDD換装メモ
http://mydrive.jp/server/other_server/ls/ls.html
Laineema デジタルハードウェア徹底レビュー : NASのHDDを交換するぞ!LS-XH1.0TLの2TB化 後編
http://laineema.gger.jp/archives/2631462.html
LS410DのHDD交換方法 | 思いつくままに雑記帳(調)
http://uedaipasokon.sakura.ne.jp/wp/archives/3647
##その他
抜き出したHDDのパーティションはWindowsでは削除しきれなかったので、コマンドプロンプトから強制的にパーティションを削除します。
EFIシステムなど削除できないパーティションを手動削除する方法 - 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記 http://nasunoblog.blogspot.jp/2012/07/efi.html