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Carthageの配布の仕方(すっごい簡単!)

Last updated at Posted at 2015-07-19

iOS開発のデフォルトスタンダードとなっている依存関係管理システムといえばCocoaPodsですが、最近登場したCarthageは様々な点でCocoapodsに勝るメリットが享受できます。特に、 プロジェクトのビルドが速くなる という点で圧倒的に素晴らしいです。CarthageはCocoapodsの様にクリーンインストールの都度ライブラリのビルドをし直すということをしないので、その分高速なんですね。

先日、大きめのプロジェクトの一部をCocoapodsからCarthageに変えたところ、ビルド時間を40パーセントも(!)削減できました。そして、これは素晴らしいのでもっと広まって欲しいと思いました。そこでCartahge形式で配布をしたことがない人向けに記事を書いておきます。

とっても簡単なので、ライブラリや、個人プロジェクトなどで利用してみてください。

1. 新しいターゲットをフレームワークとして作成する

target.png

新しいTargetの追加から、

00_framework.png

Cocoa Touch Frameworkを選択します。

2. Schemeをシェアする

01_manage_schemes.png

Manage schemes...から、

03_shared.png

Sharedにチェックを入れる

3. ビルドして生成物をチェックする

$ carthage build --no-skip-current

上記コマンドでビルドします。Carthage/Buildというディレクトリが出来上がるのでその中身で生成されたフレームワークをチェックします。

4. git push

問題がなければRepositoryにプッシュします。

5. タグをつける

リリースのタブを開いて新しいタグをつけます。

04_release.png

たったこれだけでCarthageの配布準備できます!ライブラリとしてなくても個人的に使うだけでも便利です。

参考

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