■タイトル
第六回
■開催日
2015年8月22日(土) 16:00~18:00
■参加者
6名
■活動内容(概要)
・イラストレーターさん実演「ペンタブ&クリスタ」
部員ペンタブ体験
・保坂プレゼン「Cocos2d-xで作る物理演算ゲーム ~触れてみようChipmunk編~」
※菅原プレゼンは時間の都合行えなかった為、次回に繰り越し
■活動内容(詳細)
【実演・プレゼン】
・「ペンタブとCLIP STUDIO」
~ペンタブとCLIP STUDIOを使って女の子の顔を描く工程を紹介~
下書き
・ラスターレイヤーにシャーペンを使って下書きを描く
イラストレーターさんは太めのシャーペンが書きやすいとのこと
・あくまで下書きなので、何本も線を描いて当たりをつけていく
・ブラシ(ペン)はカスタマイズ可能
公式ストアや一般の人たちが作ったカスタマイズブラシを追加が可能
ペン入れ
・下書きのレイヤーを薄くし、ベクターレイヤーを追加
自分が線を引きやすい角度にキャンバスを回転させながら、納得のいく線が描けるまで描いては消しを繰り返す。
この時、線のはみ出しについては気にしなくてよいので、良い線が描けるように頑張る。
・ベクター用の消しゴムを使ってはみ出した線を簡単削除
はみ出した部分だけを自動で削除してくれるので、とても便利なツール
・目、鼻、口などの顔のパーツは別レイヤーに作成
顔は何度もやり直す可能性があるのと、表情の差し替えを容易に行えるようにするため
ベクターレイヤーのメリット
拡大縮小、移動、回転などの作業で線の劣化が起きない
キャンバスの解像度変更にも耐えれる
線の太さや色を後から変更可能
ベクター消しゴムが使える
色塗り
・ペン入れしたレイヤーを色塗り用の参照設定とし、別レイヤーで色塗りを行う
参照設定してあるレイヤーの囲まれている部分が、色塗り用のレイヤーの塗りつぶし範囲となる。
この設定のおかげで、線画に影響を与えることなく色塗りを行うことができる。
塗り残されてしまった部分を簡単に塗り足せるツールもある。
・影とハイライトについて
影は別レイヤーにして、レイヤーに乗算効果を与えておく
ハイライトは別レイヤーにして、レイヤーにオーバーレイ効果を与えておく
そうすることで、ベースの色を変えるだけで影やハイライトの色が追従して自然な色となる
(完ぺきではないので、調整が必要な場合もある)
その他の方法として「グリザイユ画法」というものがある
グレースケールで絵を描き、オーバーレイで色を重ねる。
ハイライトや影はグレースケールの時に描いたものを使うこととなる。
・部員ペンタブ体験
しずおかアプリ部プログラマーの絵の才能は…
・「Cocos2d-xで作る物理演算ゲーム ~Chipmunk編~」
第六回_プレゼン資料_保坂(Cocos2d-xで作る物理演算ゲーム ~Chipmunk編~).pdf
Cocos2d-x + Chipmunkを使って、「チキンが地面に落ちる」をコーディング。
物理演算用のシーンに重力を設定し、地面オブジェクトとチキンオブジェクトに画像と物理動作を設定。
実機で実行すると、チキンが地面に落ちるというシュールなシーンが描画された。