##■タイトル##
第21回
##■開催日##
2016年6月25日(土) 16:00~18:00
##■参加者##
7名
##■活動内容(概要)##
・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~すぐ使う編~」
・部員さんプレゼン「開発中のVRコンテンツの途中経過発表」
##■活動内容(詳細)##
【実演・プレゼン】
・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~すぐ使う編~」
SourceTreeを使って、UnityプロジェクトをGit管理下に置く方法をプレゼン。
一番シンプルな、ローカルリポジトリで管理する方法を体験。
・作業フォルダにリポジトリを作って、Git管理できるようにする
・gitignoreの設定(ログや一時ファイルなど不要ファイルを管理対象外にする)
>すべてのリポジトリに反映されるグローバル設定と、それぞれのリポジトリにだけ反映されるローカルな設定がある
・Unity側でも設定が必要(ProjectSettings > Editor)
・あとはコミットするだけ! いつでも好きなバージョンに戻せるし、アーカイブも可能!
・コミットするメッセージは自由だが、規則に則った方が、誰が見てもわかるからお勧め。
資料:第21回_プレゼン資料_(Gitでバージョン管理~すぐ使う編~).pdf
・部員さんプレゼン「開発中のVRコンテンツの途中経過発表」
前回お披露目した自作ハードと組み合わせたVRコンテンツの進化版!
(ボードの上に乗り、体重移動で前進、後退、方向転換、ジャンプを行う)
前回の課題だった、方向転換の難しさの、ハンドル操作で行うように改良。
操作性が向上し、方向転換しやすくなった。
しかし、ハンドルが固定されていないのと強度不足で、安全性の面で課題が残った。
※心理的に、掴まるところがあると体重をかけてしまうため。
「Unity VR EXPO AKIBA」に出展するため、間に合う範囲でさらに改良し、
次回のアプリ部で改良版をお披露目予定。
##■プレゼンターによるGit追加情報##
▼gitignoreの置き場所について
私のリポジトリも見直したところ、gitフォルダとUnityフォルダは同じでした。
UnityProject ★←gitフォルダかつUnityフォルダ
├Assets
├Library
├ProjectSettings
└.gitignore
最初にプレゼンしたようなgitフォルダの下層にUnityフォルダを置く場合は、
gitignoreを以下のように変えて運用するケースが多いようです。
/[Ll]ibrary/
/[Tt]emp/
/[Oo]bj/
↓ 最初の/を消すことで、ルートフォルダ直下以外の下層フォルダにも適用。
[Ll]ibrary/
[Tt]emp/
[Oo]bj/
▼gitignoreの設定内容について
また、Unity.gitignore以外にもIDEのgitignore内容も含めた方が良いかも知れません?
例えば、MonoDevelop.gitignoreやVisualStudio.gitignoreなどです。
Xcodeの場合は、Xcode.gitignoreを使ってください。
ただし、gitignoreを入れすぎると、ファイルが無視されすぎて注意です。
以下の方法でgitignoreが安全な設定か確認できます。
必要なファイルが無視されていないか事故を防ぐための確認方法
-
gitignoreを設定する。
-
今あるプロジェクトフォルダをまるごとコミットする。
-
プロジェクトフォルダをまるごとコピーしてバックアップする。★Finder上で物理的にフォルダをコピー
-
プロジェクトフォルダをまるごと消すor移動する。
という操作ですが、
UnityProject ★←gitフォルダかつUnityフォルダ
├Assets
├Library
├ProjectSettings
└.gitignore
UnityProjectは消さないでください!gitごと消し飛びます…。
UnityProjectフォルダ配下の
Assets、Library、ProjectSettings、.gitignoreを消してください。
その後、zipの中身をUnityProjectの中においてください。
-
SourceTreeから1でコミットしたファイルをアーカイブでzip化する。
-
zipを展開した中身を、元のプロジェクトフォルダに同じように置く。
-
プロジェクトが全く同じ状態が復元されているかビルド&プレイして確認する。
アーカイブでzip化された中身は、無視されたファイルは除かれています。
もし、必要なファイルがzipの中に無いということは、
gitignoreで無視しすぎなので、gitignoreを直す必要があります。
▼複数人で使ったり、違うOSで使う場合は注意です
・global_gitignoreをしっかりやらない人がいる。
必要なファイルが無視されている…。
不要なファイルがコミットされている…。
・OSやIDEの設定により、改行コードが違う。
WindowsはCrLf…、MacはLf…。
エディタが自動で改行コードを変換している…。
個人PCのみでGitを使い、コミットとアーカイブするだけなら、基本的に事故らないです。
↓こんなのもあります。
Unity開発者が複数人で開発を進める上で覚えておくと幸せになる9つの事 - テラシュールブログ
http://tsubakit1.hateblo.jp/entry/20140613/1402670011
Xcodeではgit使ったこと無いので、「git xcode」や[git cocos2dx」などで調べてください…!
なお、Unity.gitignoreとVisualStudio.gitignoreを混ぜるとダメです。
Unityで必要なmetaファイルが、VisualStudio.gitignore側に「*.meta」が
無視されるように書かれているため、無視されすぎてしまいます。
面倒な注意書きになってしまいすみませんが、
最初は無駄なファイルも一緒にコミットしても構わないので、慣れていきましょう…!
▼まとめ
既にgitignoreの壁が発生してますが、最初に設定するだけなので慣れればOKです!
ブランチやマージの機能も最初は大変ですが、慣れればOKです!(ゴリ押し
最初は事故ってもいいように、物理的コピーでバックアップしながら、使ってみてください(^o^;
必ずや、Gitは必須だ!神だ!となる日が来ます!!!
##■活動後記-----------------##
第21回「しずおかアプリ部」開催!
神ツール「git」の使い方入門、UnityによるVR開発経過発表
皆さんこんにちは!モノリズムです。
さてさて、蒸し暑い日が続く中、しずおかアプリ部が開催されました。
また本日は体験ということで参加された方もおりました。開発経験はないようですが、VRの体験など楽しんでおられました!
今回は4つのプレゼンを予定していましたが、
gitとVR開発報告が非常にためになる話だったので、その2点のみとなりました。
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さて、みなさん「git」はご存知でしょうか?
「バージョン管理ツール」といわれるものです。
みなさん、「ファイルを過去のバージョンに戻したい」とか「前の状態と今の状態の差分はどうなっているか?(つまり変更点を知りたい)」とか、開発経験がある方ならきっとあるはずです。
そんなバックアップ以上のことをしてくれるいろいろ便利なツールが「git」です。
めちゃ便利ですので、使われていない方は一度試しに使ってみましょう。
VRの開発経過報告については、
前回課題であった「操作性」について改善してきたようです。
今回のバージョンからハンドル!が着き、安定感して操作が
できるようになりました。。。
ただそれでもハンドルが軽いため、
のけぞったり、体を回転させるとプレイヤーはバランスを崩して危ない場面がありました。
「目で見える情報」「実際の体の体制」にミスマッチがある
せいか、脳混乱しているような感じです。
このあたりはVR特有の難しさでしょう。
こちらの開発中のゲームは「Unity VR EXPO AKIBA」に出展するようです。間に合う範囲でさらに改良し、次回のアプリ部で改良版をお披露目予定です
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さて、そんなしずおかアプリ部、初心者の方も楽しめる内容となっています!ご興味ある方はモノリズムアプリ部へご入部ください。無料体験もやっていますので、ぜひご参加を。
ここまで気軽にしっかりゲーム作りの体験できるのはモノリズムだけです!
http://monolizm.com/sab/
お待ちしております!
*パソコンの台数と参加人数には制限がございます。状況によっては1台のパソコンを共有してもらうこともあります。何卒ご了承くださいませ。