vagrant+BOXでCentOS7.3の仮想環境構築手順

仮想化手順

まず最初に

BIOSの設定で仮想化支援機能(Intel VT-d)をオンにすること。

Virtual BOXのインストール

ダウンロードURL

インストール方法

1. welcome to the Oracle VM VirtualBox 5.1.18 setup wizard→Next>
2. Custom Setup→Next>
3. Next>
4. Warning : Network Interfaces（ネットワーク切断の警告（瞬断が起きます））→Yes
5. Ready to Install→Install

※インストール中にいくつか他のインストールを求められるので、すべてインストールする

Oracle VM VirtualBox Extension Pack インストール

ダウンロードURL

インストール方法

1. Oracle VM VirtualBoxマネージャーを起動
2. ファイル＞環境設定≫機能拡張 →「新しいパッケージを追加」でOracle VM VirtualBox Extension Packを選択

Vagrantインストール

ダウンロードURL

インストール方法

1. welcome to the Vagrant Srtup Wizard→Next
2. End-User License Agreement→I accept the terms in the License Agreementにチェック→Next
3. Destination Folder→Next
4. Ready to install Vagrant→Install
5. Completed the Vagrant Setup Wizard→Finish
6. You must restart your system for the configuration～（再起動が必要です）→Yes

Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)インストール

ダウンロードURL

1. 言語を選択：日本語　でダウンロード

ディレクトリの作成、移動

仮想環境配置場所

• コマンドプロンプトで作業 （※フォルダ名は自由、ここではcentos73と入力）
• mkdir：ディレクトリの作成
  1. C:> mkdir C:\centos73
• cd：ディレクトリの移動
  1. C:> cd C:\centos73

BOXのダウンロード

• コマンドプロンプトで作業

1. bento/centos-7.3をダウンロードする
   ダウンロードするファイルについては（https://atlas.hashicorp.com/bento）参照

   1. C:\centos73> vagrant box add bento/centos-7.3

2. Enter your choice: の表示が確認出来れば「2」と入力する。
   →Enter your choice: 2

3. ダウンロードが出来たことを確認する

   1. C:\centos73> vagrant box list

設定ファイル(Vagrantfile)の自動生成

• コマンドプロンプトで作業
  1. C:\centos73> vagrant init bento/centos-7.3

設定ファイル(Vagrantfile)の手動修正

• ソースを直接編集（さくらエディタなどで開く）

　　編集ファイル：C:\centos73\Vagrantfile

    29行目　コメントアウト解除
       # config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
     → config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

    46行目　コメントアウト解除
       # config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
     → config.vm.provider "virtualbox" do |vb|

    52行目　追加（#vb.memory = "1024" のあと）
     vb.name = "vg_centos7.3"

    53行目　コメントアウト解除
       # end
     → end

    最終行から1行上（endの前の行）に追加
    config.ssh.insert_key = false

仮想マシンの作成

• コマンドプロンプトで作業

1. C:\centos73> vagrant up

（※2回目以降は起動コマンドになる）

※もし下記のエラーが発生した場合は無視してよい
The error output from the command was:
/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: No such device

作成した環境を確認する

• TeraTermなどSSH接続出来るツールを使用する

IP:192.168.33.10
ID:vagrant　PW:vagrant　（一般ユーザ）
ID:root　PW:vagrant　（root）

仮想マシンの停止

• 必ず最後に停止すること
  1. C:\centos73> vagrant halt

参考URL

• Windows10でのvagrantによるCentOS7.2仮想マシン作成手順
  https://itbyari.wordpress.com/2016/08/06/windows10%E3%81%A7%E3%81%AEvagrant%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8Bcentos7-2%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E4%BD%9C%E6%88%90%E6%89%8B%E9%A0%86/

• VirtualBoxをWindowsにインストール
  http://vboxmania.net/content/virtualbox%E3%82%92windows%E3%81%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB