OpenCV3.0.0 for AndroidStudio
環境
- Windows10,Yosemite
- AndroidStudio 1.2.2
- JDK 1.8.0u51
- OpenCV 3.0.0
OpenCVを用意
ここから「OpenCV-3.0.0-android-sdk-1.zip」を落とし、適当な場所に展開。
AndroidStudioでプロジェクト作成
適当にプロジェクトを作成。
この時Minimum SDKのAPI Levelを14(ICS)にした方が良さげ。
モジュールを突っ込む
プロジェクトの作成が終わったら、[File]->[New]->[Import Module...]を開く。
Source directoryには、「(落としたOpenCVのSDK)\sdk\java」を指定。
例として、ホームディレクトリにOpenCVを展開した時のパスを示す。
C:\Users\mizofumi0411\OpenCV-3.0.0-android-sdk\sdk\java
Module nameは適当な名前でOK。
最後にFinishを押すとプロジェクトにモジュールが取り込まれる。
共有ライブラリをプロジェクトに取り込む
OpenSDKの中にある「libs」を「jniLibs」にリネームしてプロジェクトに入れる。具体的には以下の通り。
C:\Users\mizofumi0411\OpenCV-3.0.0-android-sdk\sdk\native\libs
このディレクトリをコピーする。そして、以下のプロジェクトのディレクトリの中にコピー
C:\Users\mizofumi0411\AndroidStudioProjects\AndroidCV\app\src\main
そして、「libs」を「jniLibs」にリネーム。
最終的には、次のようなパスになる。
C:\Users\mizofumi0411\AndroidStudioProjects\AndroidCV\app\src\main\jniLibs
appがモジュールを読めるようにする
AndroidStudioを開き、[File]->[Project Structure]を開く。
左カラムにある「app」を選択し、右カラムの「Dependencies」タブを開く。
右側にある「+」をクリックして、「Module dependency」を選択。
そうすると、さっき取り込んだモジュールが表示されるのでそれを選択して「OK」。
おわり
これで、AndroidStudioでOpenCVが使えるようになった。
注意
OpenCVをロードする時、OpenCVLoader.initAsync()メソッドを使用するとOpenCV ManagerをGooglePlayでインストールするように言われるが、インストールしても端末によっては動作しなかった。
そこで、OpenCVLoader.initDebug()メソッドを使用するとOpenCV Manager無しでも動いた。