はじめに
2013年10月23日にリリースされたOS X 10.9 Mavericks。環境構築に関するTipを記しておきます。
インストールメディアを作る
Mavericksをインストールするには、Mac App StoreからMavericksをダウンロードしますが、5GB以上あるので結構時間がかかります。再ダウンロードも時間がかかるので、インストールメディアを作っておいたほうが良いでしょう。
すべてのデータが消えても良い6GB以上のUSBメモリなどを用意して、 インストール処理を行う前に 、ターミナル上で次のコマンドを入力します。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app
/Volumes/Untitled
はUSBメモリなどのメディアの名前を指定します。
プロンプトが返ってきたら作成終了です。あとはUSBにあるOS X Mavericks インストール
をダブルクリックしたらインストールを行うことが出来ます。
インストールメディアを作る2
Appleから公式にインストールメディアを作る記事が出ています。ちょっと上のものとはコマンドが違うようです。こちらについては私は試していません。
インストールにかかる時間
MacBook Air(Late 2010)にインストールした結果、1時間ぐらいで終了しました。
インストール終了直前にiCloudのパスワード入力が求められますので、手元に用意しておくとよいでしょう。
Keynote/Pages/Numbersのバージョンアップ
同日、Keynote/Pages/Numbersの新バージョンがリリースされましたが、Mac App Storeで購入した人だけでなく、過去にiWork '09(DVD版)を買った人もバージョンアップできるようです。次の手順で行います。
- 「システム環境設定」の「言語と地域」で「English」を一番上に持ってきます。
- その後、「すべてを表示」ボタンをクリックすると、再起動するかどうか聞かれますので、再起動します。
- 「Mac App Store」を開き、「Updates」を開くとKeynote/Pages/Numbersがリストに現れます。
- Keynote/Pages/Numbersの「Update」をクリックすると、「Apple IDと紐付ける」云々なダイアログが出ますので、Apple IDとパスワードを入力するとアップデートが出来ます。
- 「システム環境設定」の「言語と地域」で「日本語」を一番上に持ってきます。
複数台Macを持っている人は、一度別のMacで上記の操作を行うと購入済みのステータスとなるので、これからはMac App Storeで「購入済み」のなかに最新版のKeynote/Pages/Numbersが出てきます。
homebrew
brew doctor
コマンドを打つとWarning: No developer tools installed.
という警告が現れることがあります。
Apple DevCenterからMavericks用のCommand Line Toolsをダウンロードしてインストールすると解決します。
参考したサイト
本エントリーを書くに当たり、以下のサイトが大変参考になりました。ありがとうございます。