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コミュニケーションって何をすることなの?

Last updated at Posted at 2015-12-01

TL;DR: コミュニケーションは互いの気持ちの共有をすること

この記事は コミュニケーション Advent Calendar 2015 の1日目の記事です。

初日なので「コミュニケーションって何をすることなの?」という、そもそもな部分について考えてみました。

コミュニケーションとは

まずはコミュニケーションについて wikipedia の説明を見てみましょう

「コミュニケーション」という語は多種多様な用いられ方をしている。
辞典類ではまず、人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達、などといった簡素な定義文が掲載されている。
ただし、上記のような定義文では不十分で、一般に「コミュニケーション」というのは、情報の伝達だけが起きればが充分に成立したとは見なされておらず、人間と人間の間で、《意志の疎通》が行われたり、《心や気持ちの通い合い》が行われたり、《互いに理解し合う》ことが起きて、はじめてコミュニケーションが成立した、とされている、といった説明を補っているものもある
学術的には、一般的な用法から離れて、広義に用いることがあり、記号などの何らかの因子の移動を伴う、ある分けられる事象間の相互作用の過程をコミュニケーションと呼ぶことがある

前半で述べられている 知覚・感情・思考の伝達 という部分は A から B へ一方的に何かを伝えている印象を受けます。

一方、それ以降で述べられている部分では

  • 意志の疎通
  • 心や気持ちの通い合い
  • 互いに理解し合う

と言ったことを述べており、こちらは A と B が相互に何かを伝え合っている印象があります。

我々にとって身近な例を挙げると、前者はリリースノートやコミットメッセージなど一方が他方に何か情報を伝える場合が考えられます。

後者はチャットやプルリクエストのコメントなどでの会話が考えられます。

今回は後者で述べているようなものをコミュニケーションとして取り扱いたいと思います。

コミュニケーションとは何をすることなのか

コミュニケーションは 互いの気持ちを理解し合う ことを目的としていると思います。

まずは 互いの気持ちを理解し合う 気持ちのないコミュニケーションがもたらす惨状を見てみたいと思います。

皆さんがよく知るあの状況です。 :arrow_down:

project_comedy_l.gif

何故このような状態になってしまったのでしょうか?

それは各段階でコミュニケーションがうまく行っていなかったからです。

一般的にソフトウェア開発において、何らかの指示は上流から下流に伝達されると思います。

その際 何故これをやるのか? という部分が正しく共有されずに仕様だけが一方的に伝えられる事があります。

これだと A から B への一方的な情報の伝達に過ぎずコミュニケーションをとっているとは言えません。

本来であればきちんと 誰が困っているのか?どんなニーズがあるのか?それを何故私がやるのか? などなど、様々な背景について時間を割いて伝えて互いに理解し合う必要があります。

多くの場合、時間的な制約により事務的に仕様を伝えて終わってしまいますが、結果としてプロジェクト後半に炎上したりして大変なことになってしまいます。

僕もこのような事が原因で地獄のような体験をしたことが何回かあります。

良いコミュニケーションをとるためには

互いの気持ちを理解し合う ことを意識して話し合うことが大切です。

これは突き詰めていくのは非常に大変ではありますが、始めるのは簡単です。

まずはメンバーで 互いの気持ちを理解し合う ことの重要性について議論します。

この段階でしっかりとコミュニケーションの目的を共有しましょう。

道徳の授業みたいで楽しそうですね。 意外とこういうことってしないですよね。

次に時間が許す限りみんなでだべったり、定期的にどっかに遊びに行ったりすると良いと思います。

アットホームな職場と聞くと鳥肌が立つかもしれませんが、メンバー間で互いのことをよく知ることはとても大事です。

  • この人はこういう思考のパターンなんだな
  • この人はこういう方向に興味が強いんだな
  • この人はこういう界隈への知識が多いんだな

などなど、様々なものが見えてくると思います。

その上で、仕事の話を行うと世間話の延長線のような感覚で議論ができて楽しいと思います。

仕事は楽しい方がいいですよね!

もちろんメンバーで飲みに行くのも良いと思います。

飲み会とかやだな〜という人がいる場合はまだまだメンバーの間の仲良し度が足りていないと思います。

友達と飲みに行くような感覚で適当に飲みに行って適当にだべって帰る感じになると楽しいと思います。

その延長で仕事をすればいいのです。

多分そんな感じの雰囲気なら事務的な仕様の伝達とかそういうことは発生しなくなると思います。

みんな丁寧に困っていることを共有したり、困っているのなら協力してあげたくなったりと言った雰囲気になると思います。

こういう雰囲気で働けたら最高ですね。

しかし、そのためには様々なものと戦う事になります。

  • つまらない会議
    • 事務的な仕様の伝達
  • メンバー間の微妙なギスギス感
  • 結論を急ぎたくなる気持ち

こういった部分をどのようにして解決すればいいのか僕には分かりませんでした。

僕が取った手段としては会社を辞めて、楽しいメンバーたちと会社を作ることでした。

今では適当に遊んで、適当に飲みに行って、適当にダベって、その延長線で楽しく仕事ができています。

みなさんもぜひぜひ楽しく働けるように挑戦してみてください!

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