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C++プログラマだけど、Intel RealSense SDKを使って笑顔度を判定したい(準備編)

Last updated at Posted at 2017-01-12

自分のアプリに笑顔度を判定する仕組みを入れたかったんだけど、製品は馬鹿みたいに高いので、お安いものをと探したら「Intel RealSense SDK」に行き当たりました。

ということで、とりあえずダウンロードからインストール、そしてサンプルプログラムの実行までをまとめてみます。

ちなみにカメラはUSBカメラを使う想定です。
あとOSはWindowsです。
※RealSenseはWindows版しか無い

SDKのダウンロード

「Intel RealSense SDK」のダウンロードはここから行うのだが、その前にアカウントを作っておくように。
(仮登録後、Intelからメールが送られてきて、Verifyを行います)

ログイン後、「Face Tracking & Recognition」をダウンロードする。
image1.png

2種類のインストーラ(Online版かOffline版)が指定できるが、やや大きいがOffline版の方がおすすめ。
image2.png

SDKのインストール

ダウンロードしたファイルを実行して、インストールを行う。
これはそんなに難しくない。
(というか、ほとんどの工程が難しくない)
image3.png

サンプルの実行

おそらく、
 C:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK\bin\x64
にサンプルの実行モジュールが置かれているので、「FaceTracking.exe」を実行してみます。
image4.png

いきなり「Start」ボタンを押しても動きません。
メニューの「Profile」を「2D」に切り替える必要があります。
image5.png

これで「Start」ボタンを押すと動き出します。
ただこれでは笑顔度が表示されません。
一旦止め、「Expressions」をチェックします。
image6.png

これで実行すると、画面左側に様々な文字情報が表示され、その中の「Smile」の値が笑顔度になります。(0~100)
image7.png

あとはこのサンプルのソースが
 C:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK\sample\face\FaceTracking
にありますので、これを参考にしながら自分のアプリを作成します。

なお、SDKのリファレンス等は
 C:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK\doc
にあります。(PDFかヘルプファイル)

その他

このサンプルを他のPCに持って行っても動きません。
ランタイムが必要なのですが、インストーラがありません。
てことで、これはヘルプの通り、
 C:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK\runtime
を実行モジュールと同じところにコピーすると動くようになります。
image9.png

なお、古いバージョンのランタイムは、ここの下の方にあります。
image8.png

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