- たしかにパターン登録したはずなのに、新規ドキュメントを開いて使おうとしたら、パターンが反映されてない!
- 「ジャイブ」や「Alyssa」、「金の指輪」など既存のスウォッチパターンしかない!
なぜなの・・・?!(>o<)
と、思って調べていたのですが、仕方がないことのようです。
でも、
別ドキュメントで作成したスウォッチライブラリを新規ドキュメントで使用する方法
がいくつかあるようです。
今回はわたしが一番使い勝手が良いと思った方法を紹介します。
まずはスウォッチパターン専用ドキュメントを作る
私は無料素材からパターンの作成をしようと思うので、その画像を貼付けています。これをスウォッチパターン専用ドキュメントとします。
このドキュメント上で、パターンの登録をします。
ポイントは登録したいパターンを同じドキュメントにまとめることです。
※パターンの登録方法は別の記事で詳しく書きますので省略します。
※無料素材を使わずにオリジナルのパターンを作成する方は、オリジナルのパターンを作成しているドキュメント上で新しいアートボードを作成し、あとは同じようにパターンを貼付けて並べてください
スウォッチを開いてみる
スウォッチを開いてみるとこのドキュメントで登録をしたパターンが入っています。
おっと!同じパターンが二つ登録されてしまっていますね(>o<)
※いらないパターンを削除する方法も別の記事で詳しく書いてありますので省略します。
このスウォッチをスウォッチライブラリとして保存する
「スウォッチを保存」でスウォッチをライブラリとして保存します。
タイトルは、パターンを良く作成する人ならテーマや使うシーンにちなんだものをつけるとわかりやすそうです。
私は趣味以外ではあまり使わないので「Swatch_library」としました。
これで完成です!!
もうどのドキュメントでも、このスウォッチライブラリを使用することができます。
登録したスウォッチライブラリを新規ドキュメントで開く
登録したスウォッチライブラリの使い方はすごく簡単です。
ウインドウ>スウォッチ>左下のスウォッチライブラリメニューをクリック>ユーザー定義>"自分のつけたスウォッチライブラリ名"
これで使うことができます。
このスウォッチライブラリを常に表示させる
実はこのままではこのスウォッチライブラリのウインドウを閉じるたびに、またユーザー定義>"自分のつけたスウォッチライブラリ名"と面倒な動作をすることになってしまいます。
このスウォッチライブラリをすぐに使える状態にする方法も紹介します。
ウインドウ>スウォッチ>左下のスウォッチライブラリメニューをクリック>ユーザー定義>"自分のつけたスウォッチライブラリ名"
で開いたスウォッチライブラリの右上のボタンをクリックして、固定を選択します。
これでillustratorを起動する度に、このスウォッチライブラリが表示されます。
スウォッチライブラリのパターンを新しく登録する
更にスウォッチライブラリのパターンを新しく登録して増やしたいときは、最初に作ったスウォッチパターン専用ドキュメントを開いて、そこに追加したいパターンを貼付けてパターン登録するだけです。