2017年3月2日と3日に開催された try!Swift Tokyo 2017 に参加してきましたので、ざっくりとレポートをまとめます。
両日とも半日のみの参加でしたので、全てのセッションは網羅していません。
特に興味を持ったセッションについては個別に取り上げていきたいと思います。
2017-03-02 (day 1)
まず1日目から。
Swift開発者が知りたかったけど聞きにくい機械学習のすべて
普通のプログムは 関数を定義する
だったのが、機械学習(ML) は 人間の分析を加えて定義する
に進化したものだそうです。
例えば人に関する何らかの平均値を出力する関数があったとして、MLの場合は性別や年齢に応じたアプトプットができるようになる、というお話でした。
Swift on Android
Cross-Platform ゲームエンジニア 視点での、Swiftによる Androidアプリ開発という内容でした。
要約すると
- Apple が公開している Getting Started with Swift on Android では、アプリを作れないからダメだ
- C言語は最強
- NDK は大変お粗末だ(具体的な解説多数あり)
- CMake いいよ
- IUP というマルチプラットフォームなUIライブラリがあるよ
- Cross-Platform ゲームエンジンの BLURRR SDK いいよ
という内容でした。
SwiftのPointy Bits
Swift は型安全な言語だけどバグによりクラッシュするよ、という内容(?)から始まり、Unsafe にメモリを直接割り当てて操作する 4つの API についての解説でした。
- UnsafePointer
- UnsafeMutablePointer
- UnsafeRawPointer
- UnsafeMutableRawPointer
これらは C言語のライブラリをインポートするときに利用することがあったり、処理を高速化する(安全性とのトレードオフ)ときに利用するとのことでした。
アプリを新次元に導く3D Touch
なぜ 3D Touchサポートするべきか?
- 使いたい機能に早く辿り着ける
- App Storeでとあげられる
3D Touch 概要
- 静的と動的が混在できる
- 最大4つまで
- iOS10 からは
Peek&Pop
に対応
ノウハウとして
- デバイスのサポート、設定のON/OFFをチェックすること
- 未サポートの場合Long Press で似たようなUIを提供できる(Peek&Pop)
- UIPreviewInteraction で圧力を取得できる
1日目のレポートは以上です。