はじめに
業務でMariaDB使用する事になったが、全く使ったことがないため
下記VM環境にインストールして色々と触れる環境を構築。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
VirtualBox | 5.1.14 |
Cent OS | 7.3.1611 |
Maria DB | 10.1.11 |
尚、セキュリティ的な問題なのか外部に接続できず、
yumを使っての一発インストールができなかったので、
ソースを使って基本オフラインでインストールを実施。
CentOSのインストール
以下URLを参照。
【初心者でもわかる】Linux CentOSのインストール方法まとめ
https://eng-entrance.com/linux-centos-install
自分が作業時は上記で特に問題なくインストール完了。
MariaDBのインストール
以下URLを参照。
MariaDB はじめてのMariaDB 【第2回 CentOSにインストールしてみよう (前編)】
http://www.sakc.jp/blog/archives/37172
MariaDB はじめてのMariaDB 【第3回 CENTOSにインストールしてみよう (後編)】
http://www.sakc.jp/blog/archives/37541
丁寧に手順を書いてあるので基本的にはこのサイトの手順で問題無し。
と言うかこれ無しではインストールできなかった・・・。
ただ、初っ端のパッケージのインストールはyumが使えないのと
cmakeの実施時は行末が「.」だとそのまま実行されてしまうので、
環境の状況に合わせて若干変更が発生。
変更点
上述の通り、パッケージのインストールについては
yumが使えないので、インストールディスクをマウントして
rpmで個別にインストールを実施してみる
(依存性の関係でサイトに記載以外のパッケージも含む)。
※パッケージはOSのバージョンで用意されているファイルが異なるはずなので
lsコマンド等で確認してから実施する必要がある
# mount /dev/cdrom /media/CentOS
# cd /media/CentOS/Packages
# rpm -ivh gcc-4.8.5-11.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh gcc-c++-4.8.5-11.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh make-3.82-23.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh cmake-2.8.12.2-2.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh ncurses-devel-5.9-13.20130511.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh bison-2.7-4.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh xz-devel-5.2.2-1.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh zlib-devel-1.2.7-17.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libxml2-devel-2.9.1-6.el7_2.3.x86_64.rpm
# rpm -ivh pcre-devel-8.32-15.el7_2.1.x86_64.rpm
# rpm -ivh keyutils-libs-devel-1.5.8-3.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libcom_err-devel-1.42.9-9.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libselinux-devel-2.5-6.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libsepol-devel-2.5-6.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh pkgconfig-0.27.1-4.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libselinux-devel-2.5-6.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh libverto-devel-0.2.5-4.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh krb5-devel-1.14.1-26.el7.x86_64.rpm
# rpm -ivh openssl-devel-1.0.1e-60.el7.x86_64.rpm
cmake実施時は「cmake .」になっていたが、
それだとパラメータを指定せずに実行されるっぽいので、
バックスラッシュに変更して実施。
これは自分の環境だけの問題なんだろうか???
#cmake \
-DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/mysql \
-DMYSQL_DATADIR=/var/lib/mysql \
-DMYSQL_UNIX_ADDR=/var/run/mysqld/mysqld.sock \
-DENABLED_LOCAL_INFILE=1 \
-DDEFAULT_CHARSET=utf8 \
-DDEFAULT_COLLATION=utf8_general_ci \
-DWITH_EXTRA_CHARSETS=all \
-DWITH_INNOBASE_STORAGE_ENGINE=1 \
-DPLUGIN_TOKUDB=NO
と、ここまで書いてからISOからもリポジトリを作れば外部と接続できなくてもyumできるっぽい情報を見つけてしまった・・・自分の知見の狭さと浅さが露骨に分かって嫌になるなぁ・・・。