morboとは
morboは、Mojoliciousに付属している開発用Webサーバです。
シングルプロセスで動作します。
デフォルトでは、以下のディレクトリ/ファイルを監視して、変更があったら再起動します。
- lib/
- templates/
- morboコマンドの第一引数に渡したファイル(script/myapp や myapp.pl)
シングルプロセスで動いているので、
再起動している間はブラウザからアクセスができなくなります。
ファイルを変更して即座にブラウザをリロードすると、
たまにアクセスできない場合があります。
そのときは、ブラウザのリロードを何回か繰り返して下さい。
morboの起動
以下のようなコマンドで起動します。
$ morbo script/myapp # Mojoliciousアプリの場合
$ morbo myapp.pl # Mojolicious::Liteアプリの場合
Listenするポートを変える
-lオプションで指定します。
ポート番号だけではなく、スキーマやIPなども一緒に指定する形になっています。
$ morbo -l "http://*:5555" script/myapp
httpsも受け付けるようにする
-lオプションで以下のように指定して起動します。
$ morbo -l "http://*:3000" -l "https://*:3001" script/myapp
参考
http://d.hatena.ne.jp/perlcodesample/20110623/1310817314
アップロードファイルサイズ制限を設定する
Mojoliciousでは、アップロードできるファイルサイズが制限されています。
以下のように、環境変数を指定して制限サイズを変更することができます。
$ MOJO_MAX_MESSAGE_SIZE=100000000 morbo script/a_m
監視するディレクトリを変更する
監視するディレクトリを変更する場合は、-wオプションを使用します。
$ morbo -w conf/ script/myapp
例えば、conf/development.plを変更すると、morboが再起動するようになります。
モードを変更する
morboを起動すると、デフォルトでdevelopmentモードになります。
本番と同じモードproductionで動かしてみたい場合は、
MOJO_MODE環境変数で指定します。
$ MOJO_MODE=production morbo script/myapp
あとは公式のドキュメントをご参照ください。
(今のバージョンでは-mオプションがあるのですね)