概要
OSインストール直後はパッケージが古いため、一括でパッケージを最新化する。
GPGキーのインポート
事前にGPGキーをインストールする。
なおGPGキーは「GnuPG」(GNU Privacy Guard)という暗号化ソフトで生成される公開鍵。apt-getコマンドやyumコマンドを使ってインターネットから入手できるパッケージが正しい配布先のものかどうかのチェックなどに利用する。
事前にインストールすることは必須ではないが、インストールしておくとyumコマンド実行時に警告がでないので事前に入れた方が気持ち良い。
CentOS7の公式レポジトリのGPGキーをインポート
sudo rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-7
GPGキーのインポート結果の確認
rpm -qa gpg-pubkey*
<出力結果>
gpg-pubkey-f4a80eb5-53a7ff4b
パッケージの更新
kernelのバージョンアップがある場合に、GRUB2の設定が書き換わるので念のためにバックアップを取得する。(別に取得しなくても問題ない。)
grub.cfgのバックアップ
sudo cp -piv /boot/grub2/grub.cfg /boot/grub2/grub.cfg.`date "+%Y%m%d"`
<出力結果>
`/boot/grub2/grub.cfg' -> `/boot/grub2/grub.cfg.YYYYMMDD'
以下のコマンドで、インストール済みのRPMパッケージを更新する。
RPMパッケージの更新
sudo yum -y update
<出力結果>
(省略)
インストール結果の確認
以下のコマンドでインストールしたパッケージの情報を確認する。
yumのログ確認
journalctl -l /usr/bin/yum
<出力結果>
(省略)
OSの再起動
パッケージ更新後は、念のためOSを再起動して挙動を確認する。
OS再起動
sudo shutdown -r now
次の手順
CentOS7 ログ管理(systemd-journald.service)の設定
以上