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Googleクラウドサービスを利用して時間指定メール送信システムを作る(その1)

Last updated at Posted at 2017-05-15

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 誰でも使えるGoogleのサービスを使って作ってみます。


1. はじめに

 Google Apps Script・Google Form・Google Spreadsheet・Google Documentを活用して,サーバサイドアプリケーションを作ってみます。課題は「時間指定メール送信システム」です。

2. 時間指定メール送信システムのソフトウェア構成

 Google Formを入力インターフェース,Google Spreadsheetをデータベース,Google Documentを実行ログやデバッグに使って,Google Apps Scriptで時間指定メール送信システムを作成しつつ,GASを学んでみたいと思います。以下,フォーム,スプレッドシート,ドキュメント,GASと表記します。

画像2.png

  • 上の図のような構成になります。
  1. フォームをメール入力用のUIとします(①)。
  2. フォーム入力を完了後,フォームに紐付けられたGASプログラムが自動実行(②)され,入力内容確認メールを返します(③)。指定日時までメールは送信されませんから,まだメールの内容を修正する時間的余裕があります。修正用のURLもメール中に入れておきます。
  3. フォーム入力と同時に,メール送信記録として,スプレッドシートに内容を貯めていきます(④)。
  4. スプレッドシートにデータが入力されると同時に,GASプログラムが自動実行され,最後に入力されたメール送信データをmailフォルダに保存します。後で扱いやすいように,ファイル名は送信日時としておきます(⑥)。
  5. タイムベース実行されるよう設定した関数(①1min)で,例えば1分ごとにmailフォルダの中を検索し,ファイル名と現在時間を比較します(②1min)。
  6. 送信時刻を過ぎているファイルについて,中身を読み出しメール送信します(③1min)。
  7. 送信し終えた関数は,mailフォルダから削除します(④1min)。

 添付ファイルも可能ですが,とりあえず扱わない予定です。なお,週に1つ位公開して,7週くらいでシステムを作っていきます。次は,C言語との違いを簡単にまとめてみます。
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