HFTやBingなど、FPGAを使って超高速処理を実現していると聞いて、自称フルスタックエンジニアだったらやっておかないと!と思っていたのだけれど、PCとUSBで接続するのにも専用アダプタが必要だったり、導入コストが高いなーと思って二の足を踏んでいた。
2016年10月中旬。ふと、MAX 10 を積んだ Odyssey MAX 10 FPGA Eval Kit が、9600円のところ 販売開始キャンペーンとやらで5480円になっているのを見つけた。しかも初回2000台のうち、残りが28台というではないか。くらくらと目眩がして、しばらく気を失ってたら手元にあった。
(追記) 2016-11-08、キャンペーンは「在庫なし」になりました。11-15 在庫復活してます。
Odyssey MAX 10 FPGA Eval Kit とは
アルテラのMAX 10 FPGAとブロードコムのWiced SMART BLEモジュール、シリコンラボラトリ―のEFM32マイコン、加速度、温湿度、照度・近接・ジェスチャーセンサ、マイクを組み合わせた、スマートフォンで制御できるIoT機器開発キットです。
FPGA ではじめてのLチカ! をやってみる
開発ツールをダウンロード
開発環境 Quartus Prime(無償のライトエディション), Nios II, ModelSim をダウンロードする。それぞれが何者だかはまだわかってない。でかい。ダウンロードするのに3時間弱かかる。今日はここまでやった。
しかもパッチあてないといけないらしい。それも同じくらいサイズがでかい。なんだこれ……
不明点
USB Bluster 要るの要らないの
記事「FPGA ではじめてのLチカ!」」では 「用意するもの」の中に USB Blaster があるんだけど、「[概要編] MAX 10 評価キット Odyssey の FPGA に microUSB ポート経由でコンフィギュレーション・データを転送してLチカ!」だと、「でも実はこの Odyssey、USB-Blaster II ダウンロード・ケーブルを使用しなくても、一般的な USB-microUSB ケーブルを使って MAX 10 FPGA の開発ができちゃうんです」って書いてある。どっちだ。
USBじゃなくてBLEでもいけるんじゃ?
Odyssey MAX®10 FPGA Eval Kit 詳細ページ からみられる
BLE Sensorボード回路図 を見ると、USBがつながっているかどうかでEFM32GG395F512がBLEとUSBをよろしく切り替えてくれるらしい。
MAX10のデュアルコンフィグ機能を使って内蔵フラッシュを書き換えるツールを使えばUART経由で書き込めそうな気がする。でも一番最初
上のが終わったら、そのつぎには
これを写経する予定
$30で始めるFPGA