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doxygenでbaserCMS用プラグインのドキュメントを生成してみた

Last updated at Posted at 2015-02-14

doxygen というドキュメント生成に興味が湧いたので、作成したbaserCMS用プラグインのドキュメント生成やってみました。
パッケージ管理に Macports 使ってるんで、それにないか検索してみたらあったのでそれを利用。

環境

  • mac OS X: 10.8.5
  • macports: 2.3.3

@2015/02/15 の port install で入ったバージョン

  • doxygen: 1.8.7_0
  • graphviz: 2.38.0_0+pangocairo+x11

手順

手順.1

$ sudo port install doxygen graphviz

結構な数の関連ライブラリが併せてインストールされました。

手順.2

完了したら、出力したいプロジェクトのルートに移動して以下。

$ doxygen -g

doxygen 用の設定ファイルが生成されます。

Configuration file `Doxyfile' created.
Now edit the configuration file and enter
doxygen Doxyfile
to generate the documentation for your project

手順.3

生成された設定ファイルの内容をそれなりに編集。
変更してみた内容は以下。
※ 全て変更しなきゃいけないルールはないです。必要に応じて調整すると良いです。

オプション名 デフォルト値 変更した値 内容
PROJECT_NAME My Project OptionalLink プロジェクト名を設定
OUTPUT_DIRECTORY doc ドキュメントを出力するディレクトリを指定
OUTPUT_LANGUAGE English Japanese 出力言語指定
RECURSIVE NO YES 再帰的なソースディレクトリの解析
FILTER_SOURCE_FILES NO YES ソースコードページを生成する
STRIP_CODE_COMMENTS YES NO ソースコードページではソース内のコメントを削除する
SOURCE_BROWSER NO YES ソースファイルのリストが生成されます。

手順.3-1

以下を設定するとクラス階層が図で出力されました。すごい見やすい。

オプション名 デフォルト値 変更した値 内容
HAVE_DOT NO YES Graphviz で出力するための DOT ファイルを作る
CALL_GRAPH NO YES コールグラフ(呼び出す側)を作成する
CALLER_GRAPH NO YES コールグラフ(呼び出される側)を作成する

手順.3-2

他にも設定すると良いんじゃないかな?という項目

オプション名 デフォルト値 変更した値 内容
EXTRACT_ALL NO YES 要素は全てドキュメント化する
EXTRACT_PRIVATE NO YES private メンバーを全てドキュメントに出力する
EXTRACT_STATIC NO YES static メンバーを全てドキュメントに出力する

手順.4

出力したいプロジェクトのルートに移動し、ドキュメント出力用のコマンドを実行。

$ doxygen

これで doc ディレクトリ内にドキュメントが生成されました。
中の html/index.html をブラウザで開くと確認できます。

クラス階層図

クラス継承関係図

▼ 生成したドキュメントのサンプルはこっちの記事に置いてます。
http://www.materializing.net/archives/2015/02/15011711.php

参考記事

追記@2015/02/18

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