リーンキャンバスはアイデアはあるけど、実際に需要があるのかわからない。。なんて漠然としか想いがある人向けの企画ツール
こちらのスライドが一番わかりやすくまとめられているので文字起こしして理解を深めてみました。
リーンキャンバスとは http://www.slideshare.net/studytech/ss-23454300
具体的な流れ
アイデアを以下の9種類の要素で整理する
- 顧客
- 課題
- UNIQUE VALUE PROPOSTION(UVP)
- 解決策
- 顧客流入元
- 収益の流れ
- 費用構造
- 主要指標
- 競合優位性
どこからでも書けばよいということではなく、上から順番に考えていく。
顧客
-
ターゲットとなる顧客やユーザーを書く
- 顧客とはお金を払ってくれる人
- ユーザーはサービスを使ってくれる人
-
アーリーアダプター
- 自分の考える理想的な顧客の特徴
- 多くの場合、問題を抱えている
- 代替手段をもっている
- 自分の考える理想的な顧客の特徴
課題
- 顧客が抱えている優先度の高い課題を3つ書く
- 3つ以上書いてはいけない
- 代替手段
- 上記の課題を解決するために顧客が使用している代替手段を記載する
UNIQUE VALUE PROPOSTION(UVP)
- 顧客に対する明確な説得力のあるメッセージ
- 顧客が望む結果+明確な期限+それが達成されなかった時の代替案
HIGH-LEVEL CONCEPT
- 顧客に自分のサービスを最もわかりやすく伝えるためのフレーズ
- 顧客が知っている何かに例える
- 理想的な例: YouTubeはFlickerのvideo版です
解決策
- 各課題を解決できる解決策を記載
- 解決策は機能とはかぎらない
- 課題と同じく3つ以上書いてはいけない
顧客流入元
- 顧客に提供する際のチャンネルを記載する
- AppStoreやGoogle Play、口コミ、検索エンジンなど
収益の流れ
- 収益源を記載する
費用構造
- このサービスを提供する上でかかるコスト(固定費と変動費)を記載する
主要指標
- このサービスを継続していく上で成長を計測するために注目すべき指標を書く
競合優位性
- 他社より優れている要素
キャンバスは検証が必要
- キャンバスの内容は本当に正しい?
- 趣味ならUVP、課題、解決策、チャンネルを軽く確認
- 仕事なら全てを検証して成功確率を出来るだけ上げる
本気で検証したいなら
Running Leanを読もう。