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Linuxでディスクが一杯になった時の対処法

Last updated at Posted at 2015-11-10

サーバーがディスク容量一杯になると、ほとんどの処理が失敗するようになってしまいかなり焦ります。
今回はそんな時の対処法をまとめました。

1. dfコマンドでディスク容量を確認

/dev/disk1     234586112 199512808  34561304    86% 25003099 4320163   85%   /
devfs                372       372         0   100%      644       0  100%   /dev
map -hosts             0         0         0   100%        0       0  100%   /net
map auto_home          0         0         0   100%        0       0  100%   /home

2. duコマンドで一番容量を食っているディレクトリを探す

du -sh * | sort -nr

上記のコマンドは現在のディレクトリでディスク利用率が多い順に表示するコマンドです。
ルートディレクトリ配下を表示する場合は、Root権限が必要なので適時sudoをつけて実行してください。

3. 容量が大きいファイルを削除する

2のコマンドを各ディレクトリで実行すると容量が大きくディスクを一杯にしている原因のファイルが特定できます。
そのファイルを削除していけば、改善していくと思います。

2015-11-10追記

inode枯渇の場合が漏れている指摘を頂いたので、追記します。
iノード(inode)とは http://kazmax.zpp.jp/linux_beginner/inode.html

inodeに関しては上記のサイトが一番わかりやすいです。
実データとは別にファイルの所属情報(ユーザー等)を管理しているもので、上限が決まっており
inode枯渇とは、上限以上にファイルを作成すると、エラーが出てしまうというものです。

// こんな感じのエラーが出ます。
touch: cannot touch `test.txt': デバイスに空き領域がありません

inode枯渇でファイル作成が出来ない場合は、df -iで現在のinode利用量を確認するようにしましょう。

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