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書評の評価基準を考える

Last updated at Posted at 2017-04-07

概要

ソフトウェア開発、コミュニケーション、マネジメントの書籍を中心に Amazon に投稿してきた書評を振り返り、評価基準のリストをまとめました。評価基準が明確になれば、わかりやすいように文章を推敲したり、意味のない文章を減らすことができます。評価基準を質問形式であらわせば、ほかの人と議論しやすくなります。

これまで投稿してきた書評のリストはこちらをご参照ください。

書評はセールスとカスタマーサポート

書評はセールスとカスタマーサポートを兼ねています。

Amazon に投稿する理由

Amazon の場合、簡易投票システムを通して、直接の利害関係のないさまざまな人達から簡易チェックしてもらえます。スピーチを想定した言葉や文字数の制限を加えれば、自分のスピーチのチェックにもなります。

文字数の目安は?

Amazon のガイドによれば、文章の場合、理想の文字数は75文字から300文字とのことです。ビデオレビューは2分から5分程度に収めることをおすすめしています。NHK のアナウンサーのように1分間に300文字話すとすれば、スピーチの原稿は600文字から1500文字になります。

書評の最小要件

反感を買わないように心がけているか?

Amazon に投稿する書評の最小要件はなるべく反感を買わないようにすることです。参考にならないという投票数が多いと、書評の削除やアカウントが停止される可能性があるからです。この記事を書いているときに翻訳家で評論家の山形浩生先生の Amazon アカウントが停止されたという報告がありました。

役に立たないと判断された例は?

  • 自分語りだけで書籍の内容を紹介していないだろうか?
  • ほめるもしくはけなす根拠が示されていないだろうか?
  • 強引な結論になっていないか?
  • 長すぎないか?

初心者の頃の失敗は?

  • 初心者は書いてはいけないと思い込んでいないか?
  • 自分のために役だったことが書かれていないか?
  • すべての内容に言及しようとしていないか?

評価基準

  • 前提知識のない人にわかるか?
  • ツールとしての使い勝手はどうか?
  • 思いがけず得られたお得な情報は?
  • 書籍が出版された後の追加情報は?
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